冗談じゃない！！ ２ ページ30
「ア゛ァ・・・あづい・・・」
ルフィがだれている。
「ちょっとあーあー言わないでよ、こっちまで暑くなるじゃない！」
ナミが怒って言う。
『・・・。』
「あなたは平気そうね。」
『生まれが夏国だからね。サウスブルー生まれなの。』
「へェ。」
ナミとビビとガールズトークか・・・？
＿俺も初耳。＿
『言ってなかったっけ？』
＿聞いてない。＿
「そういえば・・・ノエル君だっけ？」
ノエルが反応して耳をピクッと動かした。
『ノエルがどうかしたの？』
「どこで出会ったのかなって。」
ナミの質問に何と答えようか・・・。
あんなの出会いというのだろうか。
＿全部言えばいいだろ？＿
『そうだけど・・・。』
「俺も気になるな。」
エースが割り込んできた。
「俺はこいつが気に入ったからなっ！」
シッシッシッとルフィのように笑った。
(あ、かっこい・・・)
って馬鹿馬鹿馬鹿！！！
かっこいいとかキモい！！
「どうしたの？」
ナミに顔を覗き込まれた。
「熱中症？顔赤いわよ。」
指摘されてさらに赤くなった。
『とっ、とにかくノエルのこと話すね。』
「え、うん。」
話を逸らしたことに引っかかるナミ。
『ノエルに会ったのは16のとき。すでに独り立ちして海賊をやろうと思ってたとき。』
＿そうだったなぁ・・・。＿
懐かしそうに語るA。
『ある島で・・・ノエルの母親に出会ったの。その母親は酷く衰弱していて・・・私にノエルを託すかわりにあるものをくれたの。』
「もしかして・・・それがメラメラの実・青火か？」
エースが確信したように言った。
『えぇ。母親はすぐに死んでしまった。だから私はノエルを育てたの。この世に残った最後のフェンリルを。』
＿・・・。＿
ノエルは表情を変えずに耳を傾けている。
『あっという間に大人へ変わったわ。それで悪魔の実を食べさせたの。』
「この狼能力者なのかァ！！」
ウソップが驚いたように叫んだ。
『フェンリルよ！狼と一緒にしないで！』
「何の能力だ？」
ゾロが話しかけてきた。
『ビリビリの実。電撃よ。』
ノエルがバチバチと火花を散らした。
「そんな出会いだったのね。」
ナミがノエルを撫でた。
＿乗るか？＿
『いいにしときなさい。体力は温存しとくべきよ。』
「ますます気に入った！」
『え゛・・・』
「やっぱお前らは連れてかえる！！」
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霊気エーテル(プロフ) - 自分で書いてちょっと満足ｗｗｗ (2015年12月16日 22時) (
レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
霊気エーテル(プロフ) - どもどもです！！うれしいですねぇｗｗがんばりますよｗｗ (2015年12月14日 22時) (レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
もっちー。＆(''ω'')＆ - テストお疲れ様です!!更新頑張ってください!!楽しみにしています! (2015年12月14日 21時) (レス) id: dfbc9bced6 (このIDを非表示/違反報告)
霊気エーテル(プロフ) - お久ぶりです！テスト終わったので更新姉と交代でしていきます！！ (2015年12月14日 21時) (レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
もっちー。＆(''ω'')＆ - お久しぶりです!!とても面白いです!!霊気エーテルさんの作品大好きです (2015年12月12日 18時) (レス) id: dfbc9bced6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊気エーテル | 作成日時：2015年10月22日 1時
