触るな！！ ８ ページ20
『・・・ん』
Aは目を覚ます。
途端に耳に入ってくる何かを磨り潰すような音。
『あ・・・ヘンナノ。』
チョッパーが薬を作っていたのだ。
「おぉぉぉぉ！？」
ビビッたチョッパーが壁に隠れ・・・きれてはいないがとにかく隠れた。
『逆・・・。』
指摘するとすぐに直した。
「お、お前、大丈夫なのか？」
『何でここに・・・ってあの火男許さねェ！！！』
Aは立ち上がった。
「大丈夫なんだな・・・。」
『ただの失神だから気にしないで。』
＿また気絶したなお前。＿
『ノエル！助けてよぉー！！』
＿いやー、でも俺あいつに恩があるしなぁ・・・＿
『忘れてしまえそんな恩！！』
怒りがフツフツと湧き上がってくる。
『あの野郎・・・』
バンッと部屋を飛び出して目に入ったエースめがけて覇気の篭もった拳で殴った。
「いってぇー！！」
エースはルフィと話をしていたらしい。
だがそんなものAには関係がない。
『死ねェェェェェェ！！』
エースは殴られた所を抑えて痛みで涙ぐんでいる。
「いきなり何すんだよ！」
『それはこっちの台詞だバーカッ！！』
エースが目を光らせて言った。
「覚えとけよ？」
『テメェのことなんてさっさと忘れてやるわアホ！！』
スタスタと怒りに任せて歩き去った。
(うぅぅぅ・・・まだ感触が残ってるぅ・・・・・)
エースに抱きしめられたときのことが思い出された。
『いつか殺してやる・・・』
とは口で言うものの・・・。
本心じゃない。
今まで以上に驚いたのは今までよりも嫌ではなかったこと。
＿成長だな＿
『は？』
＿口に出てた。＿
『何ィ！！？』
周りを見渡して誰もいないかと思ったのだが・・・
「聞いちゃったわよ？」
出たァァァァァ！！
『悪女コンビ・・・。』
「ナミさんはそうだとしても私は・・・」
「ビビ、私は悪女だって言いたいの？」
「はい。」
『うん。』
Aは後ずさりする。
「待ちなさーい！たっぷり聞かせてもらうわよ？恋バナ。」
『恋ィィィィィ！！！？』
「エースさんは嫌じゃなかったんでしょう？」
『今までで一番マシだっただけで！』
それが”好き”になることは断じてない！！
ナミに連行されていくAなのであった。
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霊気エーテル(プロフ) - 自分で書いてちょっと満足ｗｗｗ (2015年12月16日 22時) (
レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
霊気エーテル(プロフ) - どもどもです！！うれしいですねぇｗｗがんばりますよｗｗ (2015年12月14日 22時) (レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
もっちー。＆(''ω'')＆ - テストお疲れ様です!!更新頑張ってください!!楽しみにしています! (2015年12月14日 21時) (レス) id: dfbc9bced6 (このIDを非表示/違反報告)
霊気エーテル(プロフ) - お久ぶりです！テスト終わったので更新姉と交代でしていきます！！ (2015年12月14日 21時) (レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
もっちー。＆(''ω'')＆ - お久しぶりです!!とても面白いです!!霊気エーテルさんの作品大好きです (2015年12月12日 18時) (レス) id: dfbc9bced6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊気エーテル | 作成日時：2015年10月22日 1時
