おまけ。# 1 ページ32
評価100件突破、
本当にありがとうございます!
記念に(と言いつつ作者が書きたいだけですが)
無事恋人同士になったふたりのお話をお届けさせてください♡
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Ryosuke side
東京に引っ越してきてから数ヶ月。
ここの環境にも、それからいのおせんぱいとの関係にも、だいぶ慣れてきて、ようやく気持ちが落ち着いてきた。
上の階にいのおせんぱいが住んでるって思うと、未だにちょっと緊張するけど。
なんて考えながら、自分で作った夜ごはんを食べる。
揚げたての唐揚げを頬張ろうとしたとき。
__がちゃ。
「え。」
鍵の開く音がして、玄関にいるであろう人物を確信しながらも食卓から離れる。
「ただいまぁ…って、あれ?山田くん?」
「あれ?山田くん?じゃないですよ。
ここ俺ん家ですから。」
「あれ、間違えちゃった?」
おどけたフリをして笑うのは、いのおせんぱい。
予想通り。
っていうか、いのおせんぱい以外うちの合鍵持ってる人なんかいないんだけど。
「わざとですよね?」
「んー?なにが?」
惚けた演技をするいのおせんぱいを怒るフリをしようと思ったけど、それもできないくらいに口角が上がってしまう自分が悔しい。
「いのおせんぱい!」
「ん?っうわ、どした?」
我慢できずにスーツ姿のいのおせんぱいにぎゅっと抱きついた。
外の匂いといのおせんぱいの匂いが混ざった匂いがする。
仕事帰りにそのまま俺のところに来てくれたことが嬉しくて、その匂いごと全部大好きだと思った。
「おかえりなさい。」
「ただいま、山田くん。」
抱きしめ返してくれるのは俺よりも華奢な腕なのに、何故だかかっこよくて、ドキドキしてしょうがない。
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ゆめまる。 - 早く更新して欲しい!! (2019年1月5日 22時) (レス) id: 03ea0da012 (このIDを非表示/違反報告)
# や ま だ り さ(プロフ) - はじめまして!この作品とっても面白いです!これからも頑張ってください!あ、宣伝してもいいですか?「〜HSJのBL短編集〜」っていう作品を書いてるので是非見に来てください♪評価お願いします! (2018年11月26日 7時) (レス) id: b6b48a1626 (このIDを非表示/違反報告)
りょんな - あんこさん» お読みいただきありがとうございました!素敵なお話だなんて…嬉しすぎるお言葉です…。 (2018年11月24日 23時) (レス) id: a65994f48d (このIDを非表示/違反報告)
りょんな - あひる☆さん» いつも楽しく読ませていただいております〜!!続き、書いてみようかなぁなんて思っていたり…!もしお話公開したら是非見に来てくださいね♪ (2018年11月24日 23時) (レス) id: a65994f48d (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - はじめまして!とっても素敵なお話でした…お疲れ様でした!! (2018年11月24日 17時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りょんな | 作成日時:2018年11月11日 17時