探偵社七不思議_弐 ページ20
新入りの定番と言える前職中てが始まり、谷崎とその妹ナオミの前職を見事中てた敦
その後も国木田の前職も中て
いよいよ残るは探偵社七不思議の1つと言われる太宰とAの番が回ってきた
太「じゃ私とAは?」
敦「太宰さんは……」
想像もつかん……!と深く悩みこむ敦にAはヒントとして『自分も同職です』とそえた
しかし、そんな事言われては性格の真逆な二人の職などよけい検討もつかないものである。
国「無駄だ小僧、武装探偵社七不思議の1つなのだ。こいつの前職は」
谷「最初に中てた人に賞金があるんでしたっけ」
貴『…まぁそれなりに』
太「誰も中てられなくて懸賞金が膨れ上がってる」
お金の話になって敦の表情が変わる
確か初めて出会った時もお金で釣れたように思えるが…
懸賞金を聞かれた太宰は70万と口にした途端
やはり敦は食いついてきた
貴『中てられないと思いますがねえー…』
ボソリと呟きコーヒーを口にしたA
もしも前職を中てられたら太宰はどうするのだろうかと考えながらその場面を見ていた
…様々な職を言っていく敦を見て思ったのだが
完全に自分も同職であることを忘れられている気がする…
貴『工場労働者とは何…。』
太「役者は照れるね」
同じタイミングで対照的な感情を表す二人に、周りは性格こそ真逆だか何処か似たような部分があるなと同職であることに納得(?)する
太「この件では私は嘘など吐かない」
国「だから本当は浪人か無職の類だろう?」
貴『自分もですか?』
太「違うよ。うふふ、降参かな?じゃ此処の払いは宜しく。行くよA」
貴『ご馳走様でした…』
店を後にしようとする二人。
その時、谷崎の携帯から音が発せられる
谷「ハイ……え、依頼ですか?」
貴『……』
何か変な気がして気持ちが悪い…。
Aにとってそれは運命を少しずつ変える事を知らせる警報音のように聞こえた。
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氷夜猫(プロフ) - 桜ノ莟さん» 初めまして、つまらない作品でしたらすみません…;;頑張りますので作品共々よろしくお願いします! (2016年5月29日 12時) (レス) id: 733ee73110 (このIDを非表示/違反報告)
桜ノ莟(プロフ) - はじめまして!まだ回覧していませんが、私と同じ名前だったので気になっちゃいました!(笑)頑張ってください^^* (2016年5月28日 21時) (レス) id: efe29be1c1 (このIDを非表示/違反報告)
氷夜猫(プロフ) - ニャリルさん» どーも! (2015年8月25日 16時) (レス) id: 48665d6b6f (このIDを非表示/違反報告)
ニャリル - ちわーっす← 文豪(?)知らないけど来てみたw← (2014年12月30日 16時) (レス) id: 2fedc1766c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷夜猫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cat910
作成日時:2014年12月20日 13時