ねこの町には帰れない ページ13
「ただいまーっ！」
思いっきりドアを開けると家の奥からけーじくんが出てきて注意される。
「おかえり。女の子なんだからもっと落ち着こうね。」
「はーい…。あ、さっそく一匹封じましたよ！」
そう言ってどでーんと封印札を突き出す。
しかしけーじくんはガン無視して話を続ける。
「で、学校どうだったの？」
「楽しかったですよ！
はづちゃんと 一緒のクラスになれたんです！
あと幽霊とかもたくさんいましたよ！あ…。」
くすくすと笑うけーじくんを見て、まんまと乗せられたことに気づく。
「どんなの捕まえた？」
その後、ちゃんと話題を戻して話を聞いてくれるところは本当に優しい。
「えぇっと、ねこ、です。」
「ねこ？じゃあ妖怪か。」
「多分そうです。
私の自転車の下で丸くなってたんで、本物のねこかと思って危うくばれるところでした…。」
「いや、真っ正面から猫又見せてもねこだって言うでしょ。」
「そんなことないです！」
ぷくっと頬を膨らませる。
するとやっぱりくすくすと笑っているけーじくん。
でも、けーじくんを怒る気になれないのは自分の性格からか、それともからかいながらもちゃんと接してくれるけーじくんの優しさからか。
「まぁ、どっちみち木兎さんたちが帰って来ないと浄霊出来ないからご飯作って待ってよ。
早く着替えてきな。
今日はAの好きなビーフシチューだよ。」
「はいっ！」
これは、後者の方が有力のようだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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猫リンゴ♪ - 七菜さん» ふぁっふぁっ(´;ω;`)←ありがとうございます！！面白いなんて言っていただけて…感謝しても飽きたらないほどです。期待に沿えるよう頑張ります！ (2016年9月25日 22時) (
レス) id: bdc4ebdb60 (このIDを非表示/違反報告)
七菜 - すっごくおもしろいです！更新がんばってください！！ (2016年9月25日 20時) (レス) id: 7e5bb20c5e (このIDを非表示/違反報告)
猫リンゴ♪ - 初の掛け持ち…あんまりしたくなかったんですけど…。亀更新ですがよろしくお願いいたしますm(__)mコメントもお願いします！ (2016年9月10日 15時) (レス) id: 3741886c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫リンゴ♪ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mukiryokusan/
作成日時：2016年9月10日 15時
