君がいるだけで part 4 (from GENERATIONS) (ページ10)

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君がいるだけで　4-10 ページ10

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龍友「ごめんな…なんかしつこかったな、俺」

A「え…？」

龍友「ごめん」

そう言って

優しくAの頭にポンポンと優しく手をのせる

A「そんな…数原さんが謝ることじゃ…」

そう言いながら俯くA

龍友「正直焦ってるっていうか」

A「…焦る？」

顔をあげるA

龍友「(頷く)」

A「何にですか…？」

龍友「…自分が思ってる以上に好きみたいやわ」

A「………」

龍友「Aちゃんのこと」

A「………」

龍友「なんて…こんなこと今言われたら困るよな」

そう言いながらAの頭から手を離し

ゆっくり椅子に座る龍友

A「…ほんの少しだけ」

龍友「(微笑む)これ以上困らせて嫌われたくないのでやめとくわ」

A「そんな…数原さんを嫌いになんてなりません、絶対」

龍友「…嬉しいのか嬉しくないのか…」

A「？」

龍友「…ほら涼太が待っとるで？行き」

A「はい…行ってきます」

そう言って控え室を出て行くA

龍友「…(ため息)アカンな…どうしよ…」