君がいるだけで 4-4 ページ4
控え室ー
隼「あ"あ"っ！もう！！！！」
そう言ってiPhoneをテーブルに投げる隼
亜嵐「(笑)よっわ」
隼「うるせぇよ！手抜いてんだよ！弱くねぇよ！」
亜嵐「(笑)はいはい、そうですか」
トン、トン
亜嵐「はーい」
ガチャ
由香「おはようございます」
亜嵐「おはよう」
由香「昨日に引き続き、担当させて頂きます」
亜嵐「よろしく」
由香「今日のスケジュールです」
隼「はーい」
亜嵐「立花さん…昨日はごめんね？」
由香「えっ？」
亜嵐「いや…ほら、最後置いて行く感じになっちゃったし…ちゃんと謝っておきたくて」
由香「………」
亜嵐「それに隼と2人じゃつまんなかったでしょ」
隼「いやいやいやいや！それがもう」
由香「寂しかったです」
隼「え？」
由香「亜嵐くんがいなかったから…それに」
亜嵐「それに？」
由香「A先輩に…会いに行ったと思ってたんで…」
亜嵐「………」
由香「会いに行かなかったんですね」
隼「えっ！？なに？結局行ってないの！？」
亜嵐「…それ誰から聞いたの？」
由香「A先輩に」
亜嵐「Aちゃんに？」
由香「はい」
亜嵐「………そう…」
隼「もー！あんだけ意気込んで何やってんすかー！」
亜嵐「………」
由香「…亜嵐くん？」
ガチャ
メンディー「はよー」
由香「おはようございます」
隼「あ！きた！メンさん！やりましょやりましょ！」
メンディー「はい、はい、」
隼「ん？あれ？玲於は？」
メンディー「ん？まだ来てない？」
隼「来てないっすね」
メンディー「おかしいな、用事があるって言って先に出たんだけど」
由香「玲於くんならさっき事務所で会いました」
メンディー「あれ？」
隼「そっち？」
由香「はい、A先輩に話したいことがあるって」
亜嵐「話し？」
メンディー「そのパティーンね」
亜嵐「それで？なんだったの？その話しって」
由香「A先輩を連れて出て行ってしまったので…私にはまったく」
亜嵐「………」
メンディー「まぁ、トレーニング中もAちんの話しでもちきりだったしなー」
隼「なんすか、その話し！めっちゃ気になる！」
亜嵐「ごめん、ちょっと俺出てくるわ」
そう言って控え室を出て行く亜嵐
由香「えっ…亜嵐くん、」
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作者名：mimi | 作成日時：2021年3月2日 23時
