君がいるだけで 4-20 ページ20
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立花「お待たせしましたーみなさん支度が終わり次第車へ移動お願いします」
隼「はーい」
メンディー「先行ってまーす、玲於おつかれー」
玲於「(無言で手をあげる)」
亜嵐「………」
隼「そか！この後ラジオ？」
玲於「イエス」
隼「それはマジでおつかれだわ」
A「………」
資料をまとめ移動の支度を進めるA
亜嵐「…Aちゃん、ちょっといい？」
A「亜嵐くん…」
亜嵐「あのさ…今日って何時あがり？」
A「今日は…ちょっと…」
玲於がいる方向に視線を向ける
亜嵐「？」
A「…会議の内容とかもまとめて上げないといけなくて…多分、日付跨ぐと思う」
亜嵐「そっか…だよね…」
A「…ごめん…」
立花「先輩！玲於くんの入り時間大丈夫ですか？」
亜嵐「え…？」
A「あ、ごめんね…急がないと」
そう言って手元にある資料をまとめ立ち上がるA
亜嵐「………」
A「…佐野さん」
玲於「はい？」
A「移動…お願いします」
玲於「はい、はい」
亜嵐「………」
A「あ…みなさんもツアーの事で確認や希望がありましたら時間気にせず連絡下さい、よろしくお願いします」
涼太「はい(微笑む)よろしくお願いします」
龍友「了解でーす」
隼「はーい」
玲於「じゃ、おつかれー」
そう言って先に会議室を出ていく玲於
A「え、ちょっ…佐野さん」
亜嵐「Aちゃん」
Aの手首を掴む亜嵐
A「？」
亜嵐「………」
A「…亜嵐くん？」
亜嵐「………」
A「どうし」
亜嵐「連絡する」
A「………」
亜嵐「連絡、するから」
龍友「………」
A「…もう行かないと」
亜嵐「うん…」
そう言って掴んでいた手をそっと離す
A「おつかれさまでした」
玲於を追うように会議室を出ていくA
亜嵐「………」
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作者名：mimi | 作成日時：2021年3月2日 23時
