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君がいるだけで 2-7 ページ7

.




A「………」



亜嵐「………」





そっとAの手を握る亜嵐




A「…?」



亜嵐「………」



A「亜嵐くん…」


亜嵐「………」


A「こんなところ誰かに見られたら」


亜嵐「いい」


A「…えっ?」


亜嵐「誰かに見られてたって構わない」


A「謹慎だけじゃ許されない…活動停止だってあり得るんだよ?」


亜嵐「わかってるよ」


A「………」


亜嵐「そんな生半可な気持ちじゃないから」


A「………」












亜嵐「俺は」







A「………」








亜嵐「Aちゃんが好き」







A「……えっ…」






亜嵐「仕事に集中できなくなるくらい、Aちゃんが好き」



A「…///…えっ…ど、どうして今」



亜嵐「だって今聞きたいって」



A「そうなんだけど、だけど…」



亜嵐「…困る?」


A「困る…って」


亜嵐「俺がAちゃんを好きでいたら困る?」


A「…こ…困る///…近いし、急にこんなこと///…反則!」


亜嵐「近寄りたいし、急じゃないし、反則じゃないでしょ」


A「だって…このままじゃ仕事に支障が」


亜嵐「それでもいいって」


A「言ったけど…」


亜嵐「いいよ」


A「?」


亜嵐「困らせるってわかってたし…」


A「………」


亜嵐「俺がAちゃんを好きって気持ちが少しでも伝わったならそれでいい」


A「………」


亜嵐「…伝わった?」


A「…(ゆっくり頷く)」


亜嵐「(微笑む)Aちゃん」


A「?」


亜嵐「今すぐ付き合ってとは言わない…ただこれからは俺のこと1人の男として見てほしい」


A「………」


亜嵐「俺はずっと好きだから」


A「…///」


亜嵐「仕事では今まで通りで」


A「そんな今まで通りなんて」


亜嵐「できるよ!Aちゃんなら」





そう言って優しく頭に手をポンとのせる




A「………」



亜嵐「これからもよろしくね(微笑む)」



A「…(頷く)」



亜嵐「先に控え室戻ってるから」







そう言ってその場を去って行く亜嵐









A「………」

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作者名:mimi | 作成日時:2021年2月4日 2時

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