君がいるだけで 2-1 ページ1
数日後ー
Aside
A「………」
あれからメンバーに会うことはあったけど
亜嵐くんとはもう1週間以上顔を合わせていない
A「………」
亜嵐((俺だったらどうしてた？))
心((亜嵐くんでも))
亜嵐((大丈夫だと思う？))
心(頷く)
亜嵐((本当にそう思う？))
心((思うよ、どうしてそんなこと聞くの？))
亜嵐((ほんとの本当に大丈夫だと思う？))
心(頷く)
亜嵐((……そっか…))
A「…………」
いつもなら気にすることもないのに
あの日
あの時の亜嵐くんはいつもと少し違った
A「…………」
隼「何か考えごとですか？」
A「っ！！小森さん！？」
隼「いや(笑)そんな驚かなくても」
A「すみません…」
隼「いえいえ、ちょうど今ジェネ高終わりで帰ろうと思ってたらAちゃんの後ろ姿らしき人を見かけたんで声かけちゃいました」
A「お疲れ様です」
隼「お疲れ様です」
A「でも…よく後ろ姿でわかりましたね」
隼「それはもう僕の中のレーダーが反応してですね」
A「レーダー…？」
隼「あ、今完全に何言ってんだ？コイツって思いました？」
A「少しだけ…」
隼「(笑)ですよね、僕も自分で何言ってんだろって思いましたから」
A「(微笑む)こないだの飲み会から思ってたんですけど、小森さんって何に対しても素直ですよね」
隼「ありがとうございます♪てかてか、小森さんって呼ぶのやめにしません？僕のが年下ですし…もう名前で」
A「ダメです、私はGENERATIONSのスタッフなので年下とか関係ないです」
隼「えー！そんなー！だって亜嵐くんって呼んでるじゃないですか！」
A「亜嵐くんとは付き合いが長いですし…それに同い年で」
隼「そしたらせめて敬語なしの小森くんで！どう？」
A「敬語なしですか？」
隼「(強く頷く)なんとか！」
A「でも」
隼「お願いします！もう一生のお願い！！！」
A「………」
隼「お願い！！！」
A「(ため息)わかりました、敬語なしの小森くんで」
隼「よっしゃー！！！そしたらそしたら、今のもう一回！」
A「もう一回？」
隼「わかりましたじゃなく？わか？」
A「わかっ…た？」
隼「(頷く)いい！もう、すごくいい！」
A「(微笑む)」
隼「あ！そしたらLINEも」
龍友「はい、現行犯ー！」
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作者名：mimi | 作成日時：2021年2月4日 2時
