彼らの可愛い子猫ちゃん【パラライ】

【第22話】 ページ27

匋平side

『神林さん、こんばんわ』

最近、Aがよく来るようになった

匋「前にも言ったが女一人、夜に来るなって言っただろ」

『ごめんなさい…どうしても会いたかったので』

匋「誰にだ？」

『皆さんに！』

俺じゃねぇのか………って何を思ってるんだ

ダメだな…どうしてもコイツの事になると

こんなことを思ってしまう


四「Aさん！」

『四季さん』

四「今日はどうしましたか？」

『皆さんに会いに来たくて来ました』

Aを好きになるのは構わねぇけどライバルが多そうだな

四季を見ていればわかる。こいつはAが好きだ

リ「Aー！会いたかったよー！」

『！？…リュウさん』

リ「さん付けはやめてよ〜。僕はAにリュウ君って呼ばれたい」

『リュウ君？』

リ「そうそう！ちゃんと言えたAにはリュウ君がなでなでしてあげる〜！」

コイツも･･･好きなのか？そもそもそんな感情を抱く奴か？いや、わかんねぇな


匋「前まで俺の事を名前で呼んでいたはずが何で名字呼びだ？」

『名前で呼ぶのもなんだか馴れ馴れしいかなと思いまして』

匋「馴れ馴れしいくねぇ。前見てぇに名前で呼んでくれ」

『はいっ！』

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