サクショウ、猫を飼う。 ページ46
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深夜。
レギュラーの報道番組が終わり帰宅したら。
スポンサーさんからいただいたゼリー飲料をグイッと飲んで、テーブルに向かう。
この夏初めて、人気解説者と報道特番の司会をさせてもらえる。
付け焼き刃の勉強では解説者さんには到底及ばないけれどそれを理解できる位には勉強しておきたい。
それにしても。
戦争のテーマは知れば知るほど重くて…
いまも両肩が…
ノシッ。
A「ニャッ(`・ω・´)」←あっ、めっかっちゃった
S「雅紀(笑)重いからおんりして」
N「ニャ〜?」←今なら遊んだげてもいいすよ
S「2人で遊んでよ〜つうか早く寝て」
シュタタッ。
M「ミッミッ(*`Д´*)」←ずるい!俺が翔君と遊ぶの〜!
S「遊んでないってば〜翔君はまだお仕事中」
ぴょん。
O「ニャ?」←でもさっきテレビ終わったよ?
S「あ、智君いつも見てくれてありがとね。とりあえず膝から下りてくれる?」
M「ニャッニャッ!」←翔君!俺も見てた!
S「はいはい潤もありがと。もう皆寝る時間…」
A「ニャーッ(≧▽≦)」←夜はこれからだよッ
N「ニャ。」←俺も今日は調子いいんで
S「なんの調子(笑)もうちょっと待って?今からお勉強したいの」
カチャカチャ…
M「ミー♪」←俺もやる〜
S「潤ッ!パソコンから降りなさいッ!いい子にしてたら後で猫じゃらししてあげるから」
M「…( ̄^ ̄)」
zzz…
S「ほら〜智君はいい子でねんねしてるよ〜」
M「ニャッ」←じゃあ俺左ひざッ
A「ミー♪」←じゃあ俺は翔ちゃんのおまたッ
N「ニャ」←ヤメなさいよ
あぐらをかいた俺の両ひざの上で4匹がぎゅむぎゅむと押し合いながら、目を閉じる。
S「…これじゃ動けないよ(笑)」
時折何故だかおまたに顔が寄ってくる雅紀を遠ざけながら、再び机に向かう。
あの当時の人だって、こうして柔らかい温もりを膝に感じながら夜を明かす事もあっただろう
その温もりがある日突然…
やっぱりあってはならないから。俺は俺の精いっぱいで見たこと聞いたことを伝えよう。
フニフニと俺の腹を押してくる潤の肉球をそっとブランケットにしまい直して、また資料の波に静かに没頭していく。
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ゆみ(プロフ) - みやびさん» ありがとうございます!マイペースでぼちぼちですがおつきあいくださいませ(`・ω・´) (2015年8月4日 12時) (レス) id: 2efc07bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 1200人おめでとうございます\(^▽^)/これからも作品作品楽しみにしてますΣd(≧∀≦*) (2015年8月4日 12時) (レス) id: 87029513a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ(プロフ) - 灯櫻さん» リアルではかなり絡まれてた伊野尾ちゃん。ワンちゃんを飼っているそうで。前途多難な方がまた登場できそうなので( ´艸`) (2015年8月3日 20時) (レス) id: 2efc07bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
灯櫻(プロフ) - 猫来くんに絡みたい伊野ちゃん、ツボです( ´艸`)伊野ちゃん、がんばれ!…でも犬派だからなぁ…前途多難ですね~ (2015年8月3日 19時) (レス) id: bc91230d3d (このIDを非表示/違反報告)
マリーlove(プロフ) - ゆみさん» いえいえ!
まってます! (2015年7月31日 11時) (携帯から) (レス) id: bd3b740bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆみ
作成日時:2015年1月11日 17時