アイドルは猫である３

サクショウ、猫を飼う。 ページ37

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ふに。


S「ん…ゴホッ！ゴホゴホッ！」

喉に激しい違和感を覚えて目が覚めると

S「雅紀…(苦笑)」

雅紀の後ろ足が顔の前にあった。(違和感の原因はあまり想像したくない)


S「お前の定位置違うだろってアレ？」


ウチの４匹の猫たちは彼らの中で決まりがあって例えば寝る時は、雅紀は俺の左足、智君は右足側、ニノは俺の右耳をいじりながら、潤は左側って決まってるんだ。


S「ぁ、俺が回ったのか。失礼。ん？智君？」

甘えん坊の智君が足元で寝るのには理由があって

S「ウッ…またお供え。」


また熱帯魚が一匹、サイドテーブルに。

猫たちの癒やしになるかと購入した水槽

もちろん猫には手が届かない場所に置いているのだが、チャレンジャーかつジーニアスハンターな智君の前ではどうも意味が無いようだ。


S「小山にでも譲ろうかな…」

後輩キャスターの顔を浮かべつつベッドから降りる。３匹は熟睡。智君はお散歩かな？


S「風呂、風呂…」

まずは湯を張っていると

A「ミー(≧▽≦)」

S「雅紀、風呂好きだな(笑)本当に猫か？」

A「ニャッニャッ！」

ひとりだけ風呂好きな雅紀と朝風呂につかると



M「…(￣＾￣)」


S「あ、おはよう潤。」

今日も真っ黒艶々の潤がバスルームの扉の前でスタンバってた。

M「ミッミッ(｀Д´)」←翔君起きたらいなかった

S「え〜だって潤、寝てたじゃん」

M「ミッ」←起きてたもん！


S「はいはいゴメンよ。朝ごはんにしよっか」

M「ニャッ(￣＾￣)」←今日は高級猫缶ね

S「それはおととい食べたでしょ」

M「…(´･ω･`)」


その顔はズルいって…


N「ニャニャ…(｀･ω･´)」←私は普通ので

S「おはようニノ。」

この子は高級なごはんはダメなんだよね〜


S「じゃあ潤、今日だけだよ？」

M「ミー♪」

O「ニャ」←潤、ひとくちちょーだい

S「あ、智君お帰り。ちょっとお魚捕るのやめてね。お魚さんかわいそうだよ？」

O「ミ…(｀･ω･´)？」

智君はね…すんごく忘れっぽいの。

おじいちゃんみたい(笑)


A「ニャーニャーッ(≧▽≦)」←早く食べよ！

M「ニャ♪」←いただきます！

N「…(￣＾￣)」←お腹いっぱいです


S「ん？ニノ？もうちょっと食べよ？あーん」

N「ニャ…」←しかたないですねえ


４匹のウチの子たち、かわいいでしょ？

もっとかわいい所、見せちゃうね？



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