アイドルは猫である３

優しく触れていいですか ページ19

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本日は松本のオムツCM現場。

ようやく慣れてきた赤ちゃんとの撮影だ。

しかし前回の撮影と今回が違う所と言えば…


M「翔〜静かにね？」

S「ニャ？(｀･ω･´)」

この子猫がいることだ。




猫来翔。

ペットショップ生まれペットショップ育ち。

自分より年下？との対面は初めてである。



「松本さん、猫来さん入られま〜す」

S「ミー♪(*´▽｀*)」


「ぁう。」「だぁ？」「あぶぅ♪」


S「ニャ(ﾟДﾟ)Σ」

振り返った赤ちゃんたちに猫来が後ずさり。


「きゃっ♪」

S「…ニャ |ｪ･`｡)」←ナニモノ…？


思いっきり人見知りを発動してしがみつく猫来を、無理くり松本が赤ちゃんに近づける。


M「大丈夫だよ〜翔の後輩だよ？」

S「…ミ？」←後輩…ジュニア？寝てますけど


M「ほら、こんにちは〜って」

S「…(￣＾￣)」

潤が猫来の肉球をひとりの赤ちゃんに近づけてみるが、猫来は固まったまま。


監督「…やっぱり猫来さんはダメですか(笑)」

M「赤ちゃん初めてなんですよ」

監督「もし出られたら面白いかと思ったんですが…では松本さんだけ打ち合わせを」

M「はい。翔〜行くよ？」



別室へ向かう監督と松本を
猫来がトテトテと追おうとしたそのとき



「あーっ♪」

一人の赤ちゃんがハイハイで猫来についてくる



S「ミッ(｀Д´)」←ジュニアは来ないで！

「うー？きゃっ♪」

立ち止まって振り返った猫来に
かまって欲しいのかパタパタと手を動かす。


S「ニャニャ…」←こっちは遊びじゃないのよ

「あっ♪あっ♪」

猫来が振り向く度にすっかりご機嫌な赤ちゃん



ばふっ。



ついに猫来、赤ちゃんにマウントを取られる


S「ミッミッ」←はなせや！年下のクセに！

「きゃっ♪きゃっ♪」



M「あれ？翔？…ふふ、遊んでもらってる(笑)」

監督「可愛いっすね(笑)」

M「俺の手紙をナレーションにして、翔と赤ちゃんの絡みどうですか？」

監督「それイイですね！さすが松本さん」



S「ミー！ミー！」←ちょっと助けて〜

「だぁ！うー！」

M「翔、良かったね〜ちょっとお守りしてて」

S「ニャーッ！」←遊びじゃないんだって〜！



この後、延々と赤ちゃんたちにいじられるも

周りからはただの微笑ましい光景だったCM撮影



M「もう何にも心配はいらないよ…」

S「ニャーッ(ToT)」



猫来翔のベストオブきっついお仕事に

しばらく輝いたとか輝かないとか。



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plz ! plz ! plz !→←猫結び

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