アイドルは猫である３

壁ドンボウリング ページ14

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ダンダンダン……(￣＾￣)



猫来が苛ただしく尻尾を楽屋のテーブルに叩きつける音が響き渡る。



A「あっ。俺ドラマの撮影が…」

N「ちょっと！今日撮休でしょ。知ってるよ」

S「ミッ！」

A「…さーせん。」


うなだれた相葉が再び３人の正座の列に戻る。



M「ねぇ、翔？実際は壁ドンしなかったでしょ？」

O「そうだよ〜翔ちゃんだって番組を盛り上げるためだってわかるよね？」


S「ミッミッ！」←だからってあんな大型犬と


A「あの〜翔ちゃん？ミッツさんはデカいけど大型犬じゃないよ？」

S「ニャニャ…(｀Д´)」

M「二宮〜！お前変なコト言うなよ」

N「だって潤君の番の時、翔ちゃんがハンパない殺気で睨んでるからさ〜犬みたいなもんだよって。安心させようとワタシは…！」



O「犬はマズいよ。ところで翔ちゃん、壁ドンって意味は…」


S「シャーッo(｀Д´*)o」←知ってるもん！オスとメスで子ども作るんでしょ！そしたら…潤の子犬が生まれたら…アタシ、アタシ



M「誰だよ！子猫に下ネタふきこんだヤツ」

A「あ、オレ。翔ちゃんが壁ドンって何？って聞くから。でも後半は翔ちゃんの妄想だよ！」

N「お前の壁ドンの捉え方おかしくね？だからラブシーンのオファーがねぇんだよ」

O「ま、結局それキッカケで子どもが生まれる事もあんだけどね。」


S「ニャッΣ((((((ﾟдﾟ；ﾉ)ﾉ」←そうなの！？



M「ちょっとリーダー！話をややこしくしないでよ！翔、ミッツさんはオスだから」


S「ニャ？(｀･ω･´)」


N「そうだよ！オスだよ」

S「ニャ？」←あんなピンクのベルトして？

A「うん」

S「ニャ？」←あんなしゃべり方なのに？

M「うん。だからそろそろお夕飯でも食べに行かない？ね？たまにはみんなで」

N「イイね〜翔ちゃんの行きつけの寿司屋で」



S「…ミ |ｪ･`｡)」←犬じゃない…？


M「あたりま…」


O「そりゃわかんねえな〜本人に聞いてみないと」←リーダーご乱心



…ぷち。



S「シャーッヽ(♯｀Д´)ﾉ」←お前たち正座！！



M(リーダー！終わんねーじゃん)

O(オイラ今日ヒマなんだもん)

N(淋しがり屋かよ！また最初っからじゃん)

A(あの人誰かさんに似て説教長いんだよ)

M(誰かって？アァん？)




猫来翔。

ガラスのハートを持つ愛に飢えた子猫。

次週までにご機嫌が直るかどうかはメンバー次第である。



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