アイドルは猫である２

お母さんはストーカー ページ49

VSの楽屋。


ペラッ。


S「ニャ？(｀･ω･´)」←大将やってる？

N「まだ開店準備中。てか翔ちゃんもういいっしょ」

うんざりした顔で二宮が猫来の前足を払うと、のれんの様な迷彩帽子のつばを下げる。


A「翔ちゃん迷彩好きだから仕方な…」

N「だーけーどーさー！何回めよ」

O「５４回目。」

A「あと一回でぞろ目じゃん」

O「おぉ！翔君、行けッ！」


S「ニャッ！(｀･ω･´)」


しゅたっ。


何故か二宮の膝から楽屋のドアに駆け寄る猫来。


M「…はい、また飲みにでも。失礼しま…うわッ！翔！」

S「ミーミー♪」


電話片手に入ってきた松本が一瞬びっくりして


M「お出迎えありがとー♪」

S「ニャ〜♪(≧∀≦)」


猫来を抱き上げる。


N「あ！潤君！翔ちゃん何とかして！」

O「翔君、良くわかったね〜足音？匂い？」

M「雅紀〜ドラマの差し入れ何がいい？知り合いのパティシエがさ…」

N「ちょっと聞いてよ！そこの割烹着が！」

S「ミ？」

A「割烹着？あ〜翔ちゃんのシャツ！お母さんみたいだよね。ねぇ今晩は肉じゃが？」

S「シャーッ(*｀Д´*)」←誰がオカンやねん


M「翔、やめな。相葉くんドラマ中だから。ニノに遊んでもらいな」

N「勘弁してよ〜５４回目だよ！」

M「あと一回でぞろ目じゃん」←メンバーの絆

O「ストーカー並みにしつこいよね」

M「翔は気にいるとね〜」



トトト…ペラッ。



S「ニャ？」←やってる？

N「もう閉店！」

S「ニャッ！」←さっき準備中って！


M「ドラマ撮影順調？」

A「うん。今回は役作りもあんまりないしね」

M「ストーカーされる方だっけ」

O「いつも俺ら翔君にされてるもんね」

M「すまん。」

A「いいよ〜可愛いから。たまにおトイレのドアから足が入ってくるとびっくりするけど」

O「あれはビビるね〜ライブの時のシャワーもカーテンの向こうに。水嫌いなのにね(笑)」

M「すまん。」

O「いいよ〜可愛いから。二匹とも(笑)」



３人が生暖かく見やる先には


N「んも〜怒った！とりゃ！」

二宮がキャディさん帽子を上から猫来にかぶせて閉じ込めれば

S「ミー♪ミー♪(≧∀≦)」←狭いの大好き



O「オイラ菅ちゃんとこ行ってくる」

M「了解〜。それで差し入れ」

A「あぁ、数は松潤の時と同じで…」



N「おりゃおりゃあ！」

S「ニャ〜！ (＞_＜)」



キャディさんと割烹着ストーカー。

今日もじゃれあいの嵐を巻き起こしています。



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