アイドルは猫である２

三宮さん ページ25

S「……(￣＾￣)」

(いま、猫来翔は猛烈に怒っています。)



A「おはよー！あれ？翔ちゃんお腹減ったの？」

S「シャーッ(*｀Д´*)」←いきなりパンチ



某日、テレビ局。

爽やかに楽屋に登場した相葉を二宮があわてて引っ張る。



O「ちょっとあーばちゃん、コッチ！」

A「え、ナニ？」←パルプンテ

N「アレがバレたんですよ！」

M「すまん、俺が油断した。」

A「え、だからナニが！？」←からの逆ギレ



S「……(￣＾￣)」



未だ御立腹の猫来と反対側の楽屋の隅に４人が小さく輪になってしゃがみこむ。←テーブルは猫来が占拠中


N「だから！翔ちゃんの三宮さん。」

A「ニノの代役の？なんでそれが翔ちゃんの……あッ！！紅白のダミー？！」

M「ちょっ！シーッ！！」

O「翔くん地獄耳だから。」



S「…(;¬_¬)」

(猫来翔はまだ怒っています。)



A「なんで？紅白の司会者面接なんて関係者しか見てないのに」

N「それが少年倶楽部でちょっとだけ流れたらしいのよ。」

O「sexyzoneのBS放送までチェックしてるなんて、翔君すごいねぇ〜」

M「翔はマリウス好きだから…って違うよ！
あ〜やっぱ翔の代わりに置いた猫のぬいぐるみ、リアリティに欠けてたもんなぁ」←理由？



A「でもさ〜翔ちゃんあそこにいても言葉通じないし意味なくない？」←正論

O「参加する事に意味があるんだろうねぇ」

M「ま、とにかく翔が忘れるまでは、距離を置くしかないな。」←これまた正論



N「…てな訳で、相葉さん皆のお弁当取ってきてくんない？」

A「えっ！ヤダよ〜思いっきり翔ちゃんの横じゃん！」←猫来のいつもの定位置

O「じゃあ、ジャンケンね。」

M「ジャンケン…うわっ！俺？！」

N「だいたい潤君が油断したから。早く！」



M「そうだけど…オシッ。」

S「シャーッ(*｀Д´*)」


M「イテテ…ほい弁当。お茶。」

O「さすが松潤。お茶まで♪」


楽屋の中央のテーブルが猫来の縄張りの為、
人間４人は、楽屋の隅の床に固まって弁当を広げる。


A「なんかさ〜こうやって床に座ってご飯ってジュニアの頃みたいだね♪」←Mrポジティブ

M「イテテ…」

N「あ、右手やられた？絆創膏貼ったげる」

M「サンキュ」

O「わぁ〜ニノと松潤、アチチだ！」

N「やめろや〜(笑)」




S「……(;¬_¬)」




いまや楽しそうな４人が羨ましい猫来。

自分以外が予想外に盛り上がっているので…

未だ猫来翔は猛烈に怒っています。



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