アイドルは猫である２

めざまし羽子板対決 ページ19

「アラおめ〜〜！！」

正月PR番組の真っ赤なセットに乱入して来る一人のオジサン…


S「ニャッ(;¬_¬)」

潤の腕の中で身体を固くする猫来に

M「伊藤さんだよ？ほら、VSの天の声の…」

S「ミー♪」

「良かった〜猫来君わかりました？今日は恒例の羽子板対決です。勝てばめざましテレビで番宣、負けたら顔に墨です。さぁ！どなたから」



S「ニャッ(｀･ω･´)」←本日もやる気まんまん


A(うわ〜出た。翔ちゃんぜったい羽子板出来ないじゃん)

N(つうか羽子板知らないよね)

M(やらせないと面倒くさいから。どうせグダグダだからあとでカットしてもらうよ)

N(だね)



O「翔くん、頑張って。」←絶対的信頼感

S「ミー♪」

M(リーダー、その自信はどこから…)

O(ん〜翔くんバドミントン上手いから)

A(えっ！いつの間にやったの)

N(それよりどうやって…)



「ではいきますよ〜それっ！」


メンバーそれぞれの思惑をよそに伊藤アナがゆる〜く羽根を猫来へサーブ。


S「ミッ(｀･ω･´)」


しゅたッ！バシッ！


猫来が錦織選手もびっくりな速さでしっぽを振って打ち返す。


「えっ？」


M「さすが俺の翔！」

S「ミー♪」

N「しっぽ万能かよ…」

O「やっぱ翔くん上手だねぇ〜」

A「はいはい伊藤さん墨ね〜！」


「ムムッ！猫来君やりますね…じゃあ次は手加減しませんよ！」

S「ニャッ！」

O「翔くんやったれ！」

M「ケガしないようにね〜」

A「お母さんかよ(笑)」


バシッ。


S「ニャッ(￣＾￣)」


ポトン。


猫来が羽根の前で急に立ち止まってしまう。


「やった！僕の勝ちですね。猫来君、墨！」


S「ニャニャッ(*｀Д´*)」

M「今のはファウルだろ〜ねぇ翔？」

A「そうだよ！翔ちゃんまだ１歳なんだよ」

O「大人の本気って…」

「えーっ嵐ズルくないですかぁ〜」


S「ミー？ミー？」

猫来がわあわあ言う大人たちをすり抜けて、伊藤アナの足元にすり寄る。

「うっ…(いつもはモニター越しだけど、生でコレやられると)猫来君、番宣どうぞ…」


S「ニャッ！(｀･ω･´)ニャニャニャッ！ニャニャ！ミー！ミー！(≧∀≦)」


A(ねぇねぇ、翔ちゃんなんて言ってんの？)

N(たぶんドラマの宣伝でしょ)

M(あとで俺がナレーション被せておくから)

O(松潤も大変だね)




猫来翔。

不可能を可能にするオス猫(１歳)

本日はフジテレビに嵐を巻き起こしました。



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