酒言葉3 青×桃

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桃side


「んぅ…」


流星に愛されてどれくらいの時間が経ったんやろうか


今までとは比べものにならんくらいの激しさにすぐ飛んでしまった俺はいつものようにベッドの上で目を覚ます


でも今までと違うことが１つ


それは、ベッドの上に1人やないこと


大好きな人の腕の中に包まれて目を覚ますことの幸せを感じながら


くるっと身体を反転させると、目の前には流星の顔が


「寝顔、初めて見たなぁ」


気持ち良さそうに寝てる流星の唇に


"ちゅっ"


と、軽く触れるだけの口付けを落とす


すると…


青「人の寝込みを襲うなんて、望は大胆やな」

「え！？す、STAR！？」


寝ていると思っていた流星の目がパチっと開いた


思わず起き上がると、流星も伸びをしながら起き上がり


青「またSTAR呼びになってるし」

「あっ…こ、これは癖で…」


まだまだ流星呼びには慣れへん…


心の中では何度も呼べるのに、実際呼ぶとなると癖でついついSTARと呼んでしまう


青「愛し合ってるときは、ちゃんと流星呼びしてくれたやん」

「なっ…///」

青「まぁ、ええけど。慣れるまで何回も指摘するから」


なんて言われてまた重なる唇


リップ音と共に離れると、温もりを求めるようにギュッと抱きついて


「起きた時、居らんかったらどうしようかと思った」

青「不安になったん？」

「おん。いつも起きたら1人やったから…」

青「それはごめん…」

「ううん。これからは、今日みたいにぎゅーって抱きしめといてな？」


そう言って抱きしめる腕に力を込める


青「なぁ、誘ってる？」

「え？なんで、そうなるん？」

青「やって裸で抱きついてくるから」

「あっ…///」


流星の言葉に慌てて身体を離そうとするけど、次は流星からギュッと抱きしめられて


「な、なんで服着せてくれへんねん！//」

青「恋人になったんやからええやん」

「寒いやんか！///」

青「俺が抱きしめてたんやから暖かいやん」

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