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桃side
"ちゅっ"
と、俺らの唇が重なる
「んっ…りゅ、流星?//」
青「ふはっ笑 かわええ」
「なっ…急にキスなんて…//」
"急にすんなや"って言いたいところやけど
流星にキスされるのが嫌な訳ちゃうから言えへん
ただ、外で恥ずかしくて…//
なんて照れていると
青「可愛くなりたいんやろ?せやからキスしたんやで」
俺の頬を撫でながら言う流星に首を傾ける
「どういうこと?」
青「よー聞くやん、愛された分だけ女は可愛くなるって」
まぁ、確かに聞くけど俺女ちゃうし
青「女ちゃうくても、好きな人に愛されたら可愛くなるんちゃうの?」
"俺の言ってること正しいやろ?"みたいな顔して見てくるから何も言い返せへん
それに、流星の中で"愛す"という行為が"キス"なのが甘すぎて溶けてしまいそう
「これからもずっとたくさん愛してくれるん?」
青「望以外に愛せる人なんておらんからな」
そう言ってもう一度ぎゅっと抱きしめられる
俺も流星の腰に手を回せば
青「望も俺以外愛さんといてな?」
なんて言われるから俺も言い返す
「俺は心配いらんもん。流星の方がずーっと心配や。俺よりも可愛くて気持ちよかった人たちのところにいっちゃいそうで…」
青「またネガティブになってもうた?」
「流星のせい」
青「ふっ笑 それなら、あのお守り2人で買おうや」
流星の言葉に顔を上げると、俺の背中側の何かを指していて
そこには"恋人同士で交換すると、永遠に結ばれる幸せなお守り"って書かれた文字が見えて
2人で手を繋ぎながらそのお守りを一つずつ手に取る
「交換してくれる…?」
青「俺から言ったのになんで交換しないって選択肢が出てくるん?」
「ふふっ、ありがとう」
お礼を伝えて俺はピンクの、流星は青のお守りを買ってそれぞれお会計を済ませる
「はい、これ」
青「ありがとう。ほな、望も」
「うん!ありがとう!」
流星からもらった青のお守りを鞄にしまって手を繋ぐ
そしたら流星が腕時計を確認して
青「よし、そろそろ行こうか」
なんて言うから俺の頭にはハテナが浮かぶ
あれ?流星ノープランやったんちゃうの?
そう思ってるうちに流星に手を引かれて何処かへと連れて行かれる
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まかろん(プロフ) - ぴぃさん» お返事遅くなり申し訳ございません…大好きと言って頂けてとても嬉しいです!皆様からのリクエストも書いていきますのでまだまだ更新は続きます!楽しみにしてもらえると嬉しいです☺️ (2022年12月4日 19時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ(プロフ) - 大好き酒言葉ありがとうございます!これは合コンで何かありそうですかね?笑。また更新たのしみにしております! (2022年6月5日 15時) (レス) @page39 id: 943bf7da97 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 枸杞さん» お返事遅くなり申し訳ございません…了解致しました!作成する段階で決めさせて頂きます!! (2022年5月29日 16時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - こんにちは!どちらに転んでも面白いなぁと思っていたので裏ありでもなしでもどちらでもよかったです。話が収まりやすい方で大丈夫です! (2022年5月5日 10時) (レス) id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ユッコさん» お返事遅くなり申し訳ございません…黄赤のリクエスト多数頂いてますのでおまけとして書かせて頂きます!黄赤の裏ありはこの作品では受け付けていないので、他作品を覗いて頂けると幸いです。青桃の裏ありでしたら、シチュのリクエストがあれば教えてください! (2022年5月5日 0時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2022年2月17日 11時