酒言葉3 青×桃

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青side


"ちゃうの？"なんて可愛く聞かれたら、"せやな"って答えるに決まってるやん


俺、無くし物多いし、預かってくれる方が助かるかも


橙「おーい。そこでイチャイチャしてんと、サッサと中入れ！」

桃「うわっ！ご、ごめんなさい！」

「ははっ笑 ほな、入ろうか」


2人とも仮面を付けたらバーの中へと入っていく


手を繋いだままバーに入っていったからなのか、周りの奴らからの視線がすごくて


桃「す、STAR…めっちゃ見られてる気がするの俺だけ…？」

「気にすんな。どうせSTARが取られたとかしょうもないことやから」

桃「しょうもないって…」

「お前は俺の恋人やろ？堂々と俺の隣におったらええから」


そう声をかけると、繋いでる手に力が込められる


ふふっ、可愛いやつめ笑


〔STARの恋人って言った！？〕

〔嘘…STARと付き合うのは私なのに…〕

〔はぁ！？何言ってんのよ！STARと付き合うのは私よ！〕

〔あんたこそ何言ってんの！あのオーラに似合うのは私だけよ！〕


はぁ…またくだらない喧嘩が始まった…


てか、俺のオーラってなんやねん


桃「STARの凄いところはオーラだけやないのに…((ﾎﾞｿｯ」


望は俺に聞こえてないと思ってるんかな？


自然に呟いたであろうその言葉は俺の心を優しく包み込んでくれて


「それはBBだけが知ってたらええねん」

桃「へっ…い、今の聞こえてたん？」

「おん。嬉しかった」


そう言って頭を撫でれば嬉しそうに笑う顔


その笑顔が俺は好きで


"ちゅっ"


桃「んっ…！ちょっ、こんなところでキスせんといてや！//」

「ええやん。もっと濃厚なキス、何回かしてるんやから」


真っ赤になっていく望を横目にいつものカウンター席に腰掛ける

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