酒言葉3 青×桃

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青side


桃「流星！おまたせ！」

「そんなに待ってへんよ」


望とホテルで少しイチャついていたら時間なんてあっという間で


気づいた時には外は暗くなり始めていた


店まで神ちゃんに送ってもらったけど


"1回家に帰って着替えたい！"


と、望が言い始めたから一度帰宅してから合流することに


俺的には同じ服でも良かってんけど、望的には同じ服で店に入りたくなかったとか…？


交換したばかりの連絡先に待ち合わせ時間を送って、店から少し離れたところで合流する約束をした


先に合流場所に着いてた俺は望が来るのを待ってたんやけど


彼女が俺を見つけて走ってくる姿ってこんなにもかわええんやと、初めての感情になる


人を好きになるのは初めてちゃうけど、ここまで好きになったのは初めてかも…


桃「流星？行かへんの？」

「んぇ！？」

桃「ふふっ笑 なんやねん、その反応 笑笑」

「あっ、ごめんごめん笑 ちょっとボーッとしててん笑笑 行こうか」

桃「おん！」


差し出した手に望の手が重なって、2人で店までの少しの距離を歩く


橙「おっ！仲良しカップルの登場やな！」

「おう」

桃「ちょっと！流星、否定してや！」

「なんで？間違ってないやん」

桃「そ、そうやけど…恥ずかしいやん//」


照史の言葉を否定しないで、そう言えば


顔を赤くして俺の腕にしがみついてくる望


可愛すぎて襲いたくなるから今すぐ離してほしいけど


照史にこの赤い顔を見せたくないからそのままにしとこう


「はい、これ」

桃「あ、俺も！」

橙「はいよ。ちゃんと会員証は受け取りましたってことで、仮面は2人が持ってるやろ？」

「あれ？俺ら神ちゃんに預けてへんっけ？」

桃「流星、忘れたん！？"すぐ来るから持っとくわ"って言うたん流星やんか！」

「え、嘘…」


俺、そんなこと言ったっけ？


鞄とか持ってきてへんから仮面を入れた記憶も…


「あっ…あったわ」

桃「はぁ…よかった…」

橙「今、俺もヒヤヒヤしたわ笑」

「ごめんごめん笑」

桃「ポケットに入れてたら絶対無くすから、次からは俺が預かる！」

「ええの？」

桃「その仮面無くされたら俺が困る」

「なんでやねん笑」

桃「STARのほんまの顔は俺だけが知ってればええの…」

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