［声優］You are the most important3！［下野紘］

voice133 ページ35

梶 「下野さんは？」

久「トイレに行かれましたよ」

打ち上げが始まり暫く、下野さん大好きの唐揚げが来たのに頼んだ本人がいない。

達「遅くね？道迷ってんの？A、ちょっとさがしてきて」

達央さんの指示により私は席から離れトイレの方に向かう。
人がいなく、ちょっと薄暗い。

こういうところ苦手･･･。

ん？人の声･･･？

結「突然ごめんなさい」

下「改まってどうしました？」

下野さんと結衣子さん･･･！！！
そっと二人の様子を見る。
なんで、二人が一緒に･･･？

結 「私、初めての仕事は、下野さんも初めての仕事だった。
ミスしてもいつまでも笑っててくれたし、新人同士頑張りましょうっていってくれたの。
覚えてる？」

私が知らない話･･･。まだ学生時代の話。
なんか、悔しい･･･。

下「覚えてます･･･。」

結「それがすごい嬉しかったの。
それで･･･私その時から･･･」

え。この流れ･･･まさか･･･。

結 「下野さん。私、下野さんが好き。」

告白･･･！！結衣子さんが･･･告白･･･。

下野さんはなんて答えるの･･･？怖い･･･
がしゃん！

動揺しすぎて、足元のバケツを蹴った。

貴「あ･･･！」

結「Aちゃん･･･？なんで？」

貴「あ、あの！あ！ごめんなさい！
話聞く気はこれっぽちもなくて！
だから･･･その･･･。失礼します！ごめんなさい！」

私は、それだけ良い走り出す。

下「ちょ、Aちゃ･･･！」

下野さんの声も無視して席に戻る。
そこで、梶くんの腕を掴む

梶「なに？どうした？下野さんは？」

貴「･･･告白してたの･･･」

それをいうと梶くんは驚いたように目を見開いた。

梶「下野さんはなんて？」

貴「わかんない･･･」

こんな私に･･･勝ち目なんてあるわけないのに･･･。
失恋･･･しちゃうのかな･･･

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