［声優］You are the most important3！［下野紘］

voice102 ページ4

貴｢どうしたんですか･･･？
私、なにかしましたか？｣

下野さんの表情が変わった。

下｢対したことないんだけど･･･
この前、梶くんの家に泊まったの？｣

貴｢あ、はい。｣

梶くんの家に泊まるように達央さんが促したとき下野さんいたよね･･･？

下｢前まで喧嘩してた？｣

貴｢喧嘩･･･そうです。｣

私が、戸惑いながらも言うと下野さんはさっきに比べて優しい顔をした。

下｢そっか、気がすんだよ。
皆、なにか知ってるみたいなのに教えてくれないからさ･･･。｣

皆･･･言わないでいてくれたんだ･･･
やっぱり優しいな･･･。

貴｢喧嘩･･･してて、家に泊まったときに話をしたら仲直りできたんです。｣

下｢そっか、良かった。
普段仲のいい二人が喧嘩してたら現場の空気重くなるからね。｣

それだけ、わたし達はうるさいんだな･･･。

貴｢仲がいいからなんですかね？
相手の事を割とわかってるから･･･
もはや、梶くんは何でも相談できるそうな人です｣

私が、笑いながら言うと

下｢なんか、梶くん羨ましいな･･･｣

貴｢え･･･？｣

下｢あ、変な意味じゃないよ。心配しないで。
ただ、そんな異性の友達がいるのがいいな。っていうか｣

下野さんは、ブンブンと手を振りながら話す。

貴｢わかってますよ！
下野さんは、そんな人いないんですか？｣

下｢いないかな･･･。なんか、前かなり一緒の仕事が多くて･･･って言う人はいたけど･･･。
俺、イジメられてたな･･･原田って人｣

その名前をきいて、苦笑いする。
原田さん、ちょっと変わった人だよね･･･。

下｢だから、梶くん羨ましいな･･･｣

そんな事を何度も･･･。

それって、少しは期待していいの･･･？

✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

蒼井くん、舞台やるんですか！？

初耳です！

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