voice127〜梶裕貴〜 ページ29
下「か、梶くんっ!」
下野さんが、目を泳がしながら俺に訴えた。
Aが寝ている。下野さんの肩に頭をのっけて寝ている。
梶「普段そんな飲まないお酒をたくさん飲むから・・・」
俺は、呆れたようにいった。
Aが周りにどんなふうに言ってるか知らないけど、最近やっとわかった。
梶「Aは、酒弱い」
結「でも、わたし達もかなりのんだね。
もういい時間」
そう。あれから雑談したりして楽しんでいたらそろそろ終電なくなる。
代 「俺、そろそろ帰らないと・・・
雨と、雷が・・・」
梶「A・・・連れて帰る?」
俺は、Aをみる。ぐっすりだ・・・
下「服まだ乾ききってないし・・・
無理やり起こすのもかわいそうだから俺がこのあとどうにかする」
ちょうどいいか・・・下野さんもAも・・・。
俺は結衣子さんとウィングの背中を押して玄関まで行く。
下「今日はありがとな!」
梶「こっちのセリフですよ!美味かったです!」
代「肉ほんとうまかったー!」
梶「じゃ、下野さん!またね!お邪魔しましたー!」
俺たちは玄関を出る。外はすごい雨。
代「下野さんとAちゃんいいことあるといいね!」
代永が、ウキウキしたように俺に言ってきた。
それを聞いて結衣子さんが反応
結「下野さん、Aちゃんのこと好きなの?」
梶「あ・・・いまいちわからないです・・・」
結衣子さんには、今言いたくない・・・。
もし、それでAに何かをしたら嫌だ。
結衣子さんはそんなことしないって信じてるけど・・・。
結「そう・・・私、ばすだから、またね。」
結衣子さんは、素っ気なく帰っていった。
代「下野さん、Aちゃんのこと好きでしょ。」
もともと誰にでも優しい下野さんだけどAだけは違う。
優しさが違う。
すぐわかっちゃうよね・・・。
もし、いつまでも下野さんがうじうじしてたら少し脅しちゃうおかな・・・
なんて、ふられてもこんなにAをおもってしまう・・・。
俺って執念深いのかな・・・
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みうモ(プロフ) - 紘君・・・呼んでみたいですw (2015年8月5日 15時) (レス) id: 77c9385d28 (このIDを非表示/違反報告)
琴音(プロフ) - ふはー!私この作品の大ファンです!ニヤニヤ止まりません…!更新頑張ってくださいね! (2015年7月31日 18時) (レス) id: 0ae29374a8 (このIDを非表示/違反報告)
いわんぬ(プロフ) - まいみんさん» 下野さんは、まだまだ若いですよね。35には見えないくらい。 (2015年7月31日 17時) (レス) id: c8640f6187 (このIDを非表示/違反報告)
いわんぬ(プロフ) - 夢乃さん» 私も下野さん大好きです!可愛いし、恰好いいし、最高ですよね! (2015年7月31日 17時) (レス) id: c8640f6187 (このIDを非表示/違反報告)
いわんぬ(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます!!!自信がなかったので、そう言ってもらえると嬉しいです! (2015年7月31日 17時) (レス) id: c8640f6187 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いわんぬ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/cashplase01/
作成日時:2015年5月27日 0時