検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:80,621 hit

voice112〜下野紘〜 ページ14

下「まだやまないか・・・」

俺は、収録が終わり他のみんなより先に帰宅しようとしていた。

雨は振り続ける。

下「あれ・・・?」

外には、傘を持たずに空を見上げる女の人がいる。
あの服・・・もしかして、Aちゃん?

そうだ。傘持ってないんだよね・・・。駅まで濡れていくつもりか・・・?

そう、考えるとじっとしていられなくなって
足を踏み出すAちゃんの手を掴んでいた。

下「待って。」

びっくりしたような表情で俺の顔見た。

貴「下野さん!?」

下「傘、ないんでしょ?」

自分の傘を見せていうと、かなり離れた場所にあるコンビニを指さした。

貴「買いに行きますよ?これから。」

下「・・・次、仕事は?」

貴「ないですけど・・・」

下「なら、送ってく。ほら、行くよ。」

ついつい、強引な言い方をしてしまい困らせてしまう。

貴「え、ちょ。送るって!?」

俺の後ろでオロオロしている。

俺は、手が自然に動いて・・・

下「こういうことだよ」

Aちゃんの手を掴んで自分の傘に引き込んだ。

我ながら、大胆なことしたと思う。


下「コンビニに行くまでに濡れたら困るだろ・・・」


貴「コンビニにまで送ってくれたらいいですよ?」

下「それじゃダメだろ・・・。
とにかく、俺が送る!」

貴「は、はい、ありがとうございます」

俺は、顔をそっぽに向ける。
どうしよう・・・。

俺・・・、強引すぎる気がする。
Aちゃんには悟られないようにしないといけないけど・・・。

傘に引き込んだとこ、顔も体もかなり近かった。

思い出すと、顔が赤くなった。

貴「下野さん、下野さん!前見て!!」

下「え?」

Aちゃんの声にハッとすると俺は、
信号を無視して、歩いていた。

下「あ・・・・・」

貴「危ないですよ!大丈夫ですか・・・?」

下「あー・・・ごめんごめん。
平気。」


ホント・・・どうしたんだ。
おれ・・・

voice113→←voice111〜梶裕貴〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
設定タグ:声優 , 下野紘   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みうモ(プロフ) - 紘君・・・呼んでみたいですw (2015年8月5日 15時) (レス) id: 77c9385d28 (このIDを非表示/違反報告)
琴音(プロフ) - ふはー!私この作品の大ファンです!ニヤニヤ止まりません…!更新頑張ってくださいね! (2015年7月31日 18時) (レス) id: 0ae29374a8 (このIDを非表示/違反報告)
いわんぬ(プロフ) - まいみんさん» 下野さんは、まだまだ若いですよね。35には見えないくらい。 (2015年7月31日 17時) (レス) id: c8640f6187 (このIDを非表示/違反報告)
いわんぬ(プロフ) - 夢乃さん» 私も下野さん大好きです!可愛いし、恰好いいし、最高ですよね! (2015年7月31日 17時) (レス) id: c8640f6187 (このIDを非表示/違反報告)
いわんぬ(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます!!!自信がなかったので、そう言ってもらえると嬉しいです! (2015年7月31日 17時) (レス) id: c8640f6187 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いわんぬ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/cashplase01/  
作成日時:2015年5月27日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。