8個 ページ9
空気が一気に凍る
海君はニコニコしている
あんず「A先輩、仕事の時間じゃない
ですか？」
ふと時計を見ると5時。
『やば、ごめんね！』
_______________________________
見慣れた風景。
だけど、最近通っていないせいか時間の流れが
遅い
いや、これは渋滞のせいなのか
いつも渋滞しているこの道のせいにして
何故か緊張している胸を撫でる
深呼吸。
眠りにつき始めると2、30分経過していて、
みんな帰ったよう。
それが分かったのはあんずちゃんからの
メッセージの通知
あんず話終わりました
Aどうだった?
あんず､､白でした
Aどうしたの?
明らかに間が空いた
いつも返信が早い彼女が既読スルーなのだ
海くんに安心感が無くなっていく
多分、大丈夫なはずなのに
どんどん消えていく、、
「A？起きて」
あれこれと考えているうちに寝ていたようで。
『あ、ごめんなさい！』
車からおり、テレビ局の楽屋へと向かう
『あの、お恥ずかしながら今日の出演、
なんでしたっけ､､？』
「､､？珍しいね、覚えてないなんて。
次はゲスト出演でKnightsのレギュラー
だよ」
ああ、あれか。
あの頃は出てみたかった番組。
運命って要らない時に発動するものなのだ
ああ、嫌だ
『わぁ！嬉しいです！』
マネージャーはでしょー！と笑い、私を楽屋に入れる
「そのアンケート書いて待っててね」
ガチャン、
横からキャッキャッと女の子の声。
多分、ゲスト出演する女の子達で
はしゃいでいるのだろう
あの頃の私なら同じように期待に胸を膨らませ
あの輪に飛び込んでいく
しかし、今は
『自称 殺人者』
『あーあ、私ったら演技すら諦めてしまった
どうして未来が暗くなるとこう演技するの
って自問自答すると変な人だよねアハハ』
やけに響く私の声
廊下は響くがこの部屋はあまり響かないはず。
ばっと廊下を見ると
驚きもせずに奴が立っていた
『は、』
泉「A､､本当にあんたが殺したの？」
珍しく真顔で動揺している彼。
ボソボソと自問自答するコイツは頭おかしく
見える
自分が言うことではないが
『覚えてるの？』
んなわけないでしょうけど
泉「覚えてない､､なんて言ったら嘘になる」
泉「思い出したから、あんたのこと」
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さや(プロフ) - 結茄子さん» いつもドキドキしながら見てくれているなんて､､！とても嬉しいです！ (2018年8月28日 0時) (
レス) id: ffd4c8541f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ありがとうございます！優しい皆さんのコメントにいつも助けられています！これからも更新頑張ります！ (2018年8月28日 0時) (レス) id: ffd4c8541f (このIDを非表示/違反報告)
結茄子 - いつもドキドキしながら見てます！！泉、思い出してくれてありがとう。更新頑張ってください！！ (2018年8月27日 15時) (レス) id: ee2de468cc (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 五月七日さん» 全然！最後はどういう風にしようか悩んでいたので､意見を貰えて嬉しかったです！応援ありがとうございます！ (2018年8月7日 23時) (レス) id: ffd4c8541f (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 無理を言ってすみませんでした凄く面白かったのでハッピーとバッド両方よみたいと思ったので！応援します (2018年8月7日 21時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや | 作成日時：2018年6月30日 0時
