音楽は好きだけれど。【花子くん】【月永レオ】

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瀬名「それは、
A、今から言うことを信じて」


『え？』

レオ「勿体ぶらなくてもいいだろ？セナ、
俺が殺したって」


『レオくん、？』


花子「そこまでだ
月永レオ！
鬼！？」


よく見るとレオくんは鬼だ

そしてセナは

花子「蛇、？」


セナ「ほら、レオくんみつかったよ

、、逃げるよ」


レオ「普〜！
Aに隠し事してるだろ！
俺の為にも言ってやれよ」


花子「まさか月永、、！」


レオ「これ以上Aを
悲しませる訳にはいかない
幸せにな、俺の最愛の人」

『何が、？分からないよ！レオくん！』


花子「A行こう
話したいことがある」


どんどんレオくんたちの境界の世界はぼやける

『待って！行かないで！
レオくん、、！レオ、、！、、く、』


プツッ


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月永レオの人生の曲は
第2章に移ったあとやっと終盤を迎えた

ながかった。

月永レオの思い残しが集まった集合体
それが鬼である月永レオ

今日このごろテレビで見られる月永レオは
Aと過ごしてきた月永レオの
生まれ変わりなのだ。

つまり、月永レオの実らなかった恋への想いが
形になって鬼となった。ソレは月永レオではなくただの鬼だったのか。

それは今でもわからないけど
月永レオは、、



瀬名「レオ君、なんであんな嘘ついたの、？」


レオ「仕方ないだろ、鬼になったものは
初恋をこじらせた奴らばかり。
俺の恋はもう叶わなかったんだ
こんな恋のせいで俺は、、。
いや、あいつを傷つけた」


瀬名「レオくんの方が傷ついてるよ、
あの子を傷つけてあの子がレオ君を
嫌いにならないと、あの子を
レオくんを救えないから」


月永レオは所詮前世のレオ
今の月永レオは生まれ変わった月永レオだ

音楽の精神と恋心

月永レオの本体は魂が分かれていては
若いうちに死んでしまう

前世の月永レオはこのまま本物の鬼へと
成り果てていくより恋心を捨てると決めた

それはAを苦しめるだけなのだ

レオ「セナ、俺消えるみたい
またあっちで会おうな」


消えかけていた彼の体は眩しい光とともに
消えた一人残されていたセナも微笑みながら

瀬名「レオ君、俺はレオくんのためにここに
残ってたのにねぇ、、、
あっちで会おうね」


そうして今世紀最後の蛇と鬼は消えた

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