シスコンコビー？！ (ページ33)

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番外編ページ33

コビー「Aー！今日なんの日が知ってるかぁー！？」

兄貴が私の部屋の扉をバンと開けて発した言葉の意味。
毎年恒例行事…。
バレンタインデー！

貴方「知ってるよ兄貴…。チョコでしょ？はいどうぞ。」

ポイッと投げたのは綺麗な包装紙に包まれたチョコ

コビー「うん。ありがと(´･_･`)」
貴方「ん。」
コビー「ヘルメッポさん！Aが冷たい！」
ヘル「知るか！」
貴方「あっ。ヘルメッポいたの？ヘルにもあげる。」

今度は投げないで渡した

ヘル「なんだかけなされた気がする。」

コビー「ねぇA。最近僕の扱い雑じゃね？」
貴方「ん？変わらないと思うけど？」

コビー「いや最近とは変わらないけど、二年前は『はい兄貴、チョコが余ったから…あげる///』
そして一年前は『しょうがないから兄貴にもチョコあげる///』…だったのにぃ！！なんだい今年は！雑すぎる！」

貴方「兄貴…。」
コビー「ん？」
貴方「キモイ！！」
コビー「あべしっ！」

なんだか大きなダメージをうけたようだ。

貴方「あっ。でも今年は中身が少し特別だよ？」
コビー「マジか！」

聞いた瞬間に包装紙の袋をあけチョコをもぎ取った

フッフッフッ、今年は特別…。
そうチョコの中はまさに激辛唐辛子レボリューション！なのだ。
日頃の恨みをこれではらす！

コビー「それじゃあいっただっきまーす！」パク
どうだ！

コビー「…。」
ん？
コビー「んんうまい！！(◎_◎;)」

何ですとぉぉぉ？！！

コビー「すっごく美味しい！」

そっそんなはずは！

貴方「ちょちょちょっと食べさせて！一口！」
コビー「なっなんで？」
貴方「いーから！」パク

キャーーー！

すごく美味しい。

貴方「なんでぇ？」
めちゃくちゃ取り乱したよ！

ヘル「プブ」
貴方「へル！なぜに笑う？そなたはなにか知っておるのか？！」
ペシっとヘルを指差した

ヘル「お前、コビーのチョコに唐辛子いれたろ？」
貴方「なぜにそれをぉぉ！」
コビー「何だってぇぇぇ！」

ヘル「そのチョコをガープさんと入れ替えたんだ」
貴方「え。うっ嘘だぁぁあ！あの唐辛子レボリューションがガープさんの元にぃぃぃ！？」

これはまずい！
私はすぐにガープさんの元に全速力で走った

コビー「ヘルメッポさん。本当にガープさんと入れ替えたんですか？」
ヘル「なわけねぇだろ。」
コビー「僕の妹をいじめないでくださいよ。」
ヘル「面白いだろ？」
コビー「まぁww」←S！？

そんなことは知らずにAは今日も走る