シスコンコビー？！ (ページ30)

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NO.27 ページ30

私達は海軍本部へ帰ってきた。

兄貴はおてがらで、ちやほやされていた。
兄貴のくせに…。←

なんて思っているA…。
実に平凡な生活だった。
平凡すぎてつまらない日々だった。

そんなAに一つの出来事が起こった

貴方「え？兄貴、二ヶ月も任務に出るの？
コビー「そうなんだよ(泣)」

なんだか兄貴は大物の賞金首を捕まえに潜入捜査みたいな事をするそうだ

貴方「へぇぇぇ、私は嬉しい！！」
コビー「えっ！悲しいよ！」
貴方「そう？」
コビー「そうだよぉ！毎日会ってる兄ちゃんに二ヶ月も会えなくなるんだぞ？」

必死に口論するコビー

貴方「うーん。二ヶ月は長いよねぇ…。」
コビー「だろぉ？」
貴方「ちょっとさみしいかなぁ？」

数日前の私ではこんなこと絶対に言わないだろう…。
見直したからね。兄貴の良いところ。

コビー「嬉しィなぁ。Aがそんなに僕を必要としていたなんて！」
貴方「え。そこまで言ってない。」

コビー「Aが妹で良かったなぁ！」
貴方「私の話を聞けーー！」

こんな話をする事が二ヶ月も無いなんて…。
新鮮かも…。

貴方「任務はいつから？」
コビー「明日。」
貴方「えっ早っ！それならもっと前に任務が来てたんじゃ？」

コビー「そうだけど。なかなか言えなくて。」
そういったコビーは今にも泣き出しそうだ

貴方「おい！まてまて！泣くなよ！」
コビー「ゔん。」

あれ、こんなやり取り何処かで…。
誰かと…したような。

兄貴…じゃない誰か、男の子…
誰だっけ？

確か私が泣いてて…。
なぐさめてくれたのは…麦わら…帽子？

貴方「…ルフィ…。」

コビー「へ？どうした？」
貴方「あぁなんでも無い！明日ちゃんと見送ってあげるから」

コビー「よっしゃぁぁぁぁ！！」
貴方「おい。」

私はさっきの記憶に悩まされることになった。

その記憶の中では、確かに麦わらの少年が私に笑いかけていた。

私の記憶にも兄貴が出てきた…。

記憶はそれだけ…。
思い出そうとすると消え去る。

こういうのは考えない方が良いんだ。

きっとそうだ。
私達2人にとって重要な事だとしても…。