只者じゃないルフィ ページ4
ルフィとマリちゃんとソニちゃんとの戦いはまだ続いていた
私はただ見てるだけで
何してるんだろうと思う
それにしても3人共強いなぁ
ハンコックはもっと強いのかな
私もかなわないだろうなぁ
良いなぁ…
私にもこんな力があればみんなを守れるのに
…力
…ッ…！！
忘れてなんか無い
私はその力でたくさんのものを失った
そんなもの求めたらダメな事は知ってる
ズキッ
貴方「…ッ！」
痛い！
頭が割れるみたいに
忘れろ！！
あの事はもう…
また抑えきれなくなる
貴方「…フゥー…」
やばい
気持ち悪い
私は逃げるように競技場をあとにした
競技場を出ると誰もいなかった
時々人々の歓声が聞こえてくるが
まるでこことは別の世界から聞こえてくる歓声のようだった
私は大きく息を吸って気持ちを落ちつかせた
貴方「フゥー…危なかった…」
それにしても誰もいないなぁ
貴方「静か」
私は少し探検してみることにした
さすがに迷子にはならないだろうし
今、あの場所に戻ったら悪い事が起きそうだし
このアマゾンリリーはどんな所なのか見ておきたいしね
来た時はとても賑わっていたけど
今はなんだか寂しいな
寂しい
貴方「コビー大丈夫かなぁ」
何故だかコビーが出てきた
大丈夫かなぁ
いろいろと大変だろうし
初めての戦争
私もそうなんだけど
だってコビーはちょっと…おっちょこちょいだし
ネガティブだし…
頼りにしてないとは言わないけど
むしろあれだけの短期間であんなに出世して
ちゃんと力もつけて
私があんなに努力して取得したソルやランキャクをあっという間に使えるようになった
いつか私を超えるんじゃないかな
ルフィもそうだちょっと前までただの海賊のルーキーだったのに
エニエスロビーの一件からだだの海賊じゃなくなった
そして七武海のゲッコーモリアを倒し
その後の天竜人を殴るという事件
2人共只者じゃない
と言うか
どこまで来たんだろう
貴方「まぁ、競技場の場所はわかるから良いか」
その時だった
ドォォン！！
貴方「ちょっ！これって！！」
とてつもなく大きな揺れが襲った
これ、まさかルフィが！
覇王色の覇気
貴方「やっぱり只者じゃない」
私は急いで競技場に戻った
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作者名：カリン | 作成日時：2014年8月6日 17時
