ブルースター�� ページ9
佐久間side続き
何か言いたそうな目黒の目を見上げてたら、
黄「佐久間！次移動教室だぞ！」
桃「そっか、一緒にいく！」
振り返ったら、目黒は、彼と同時期に転校してきた、
隣のクラスの向井くんというやつに話しかけられてた。
橙「俺らのクラスも、次バスケー。めめ、さっきの時間、活躍したん？」
めめ、なんて、あだ名で呼ばれて、
仲良さそうだった。
いいな、あだ名で呼びたいな、俺も..。
目黒side
明らかに元気がない、佐久間くん。
原因は、俺。
2人きりの視聴覚室で、
調子に乗って、告白して。
先輩と、結ばれるはずだった佐久間くんの、
邪魔をしてしまった。
今日、先輩は学校休んでるみたいで、話しに行くこともできない。
橙「めめ、佐久間くんって子のことやろ？」
黒「何で分かんの？」
橙「だって、佐久間くんの話ばっかりするから。」
黒「まじか。」
橙「自分で気づいてへんの？周りから見たら、わかりやすいで？
俺宛のメールなのに、
佐久間くんが、佐久間くんと、佐久間くんがって。
だから俺、佐久間くんと喋ったことないのに、すげぇ詳しくなってもうてん。笑」
黒「いたいな、俺、
....でも、もういいの。諦めるって、決めたから。」
橙「....そうなん？出来んのそんなこと、」
黒「諦めないといけないの。もう、決まった人いるんだから、佐久間くんには。」
-2週間後-
目黒side続き
...おかしい。
あの後、数日後に先輩に会って、ちゃんと言った。
(回想)
先輩「お前、目黒っていうらしいな？
盲点だったわ、お前みたいなイケメンが転校してくるなんて。
こんなことなら、もっと早く言っとくんだった。
佐久間とは、中学も一緒でさ、昔からよく遊んでて、
この前なんて買い物行ったときにさあ、」
俺は、先輩の話をさえぎって、
黒「...本当に、すみませんでした。
俺と佐久間くんはそんなんじゃないから、気にしないで下さい。」
先輩「え、」
黒「また...遊び誘ってあげてください。...俺はこれで。」
先輩「目黒？！まだ話終わってねーよ！
....あいつ、行っちゃったんですけど、」
話を聞かずに帰ってきてしまった。
だって、長く話したら、
俺が知らない佐久間くんをいっぱい語り出しそうだったし、
何年も仲良しで、佐久間くんから頼りにされているのにも嫉妬して、
明らかに負けは俺なのに、
何で相手がお前なんだよ！って、爆発しちゃいそうだったから。
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Aries(プロフ) - Emiさん» ありがとうございますー♡ 嬉しいです✨ (2021年11月20日 21時) (
レス) id: f5483cc385 (このIDを非表示/違反報告)
Emi(プロフ) - The Oneとても好みで読むのが楽しかったです！学パロも番外編まで2人が可愛くて！！他の作品も読んできます。 (2021年11月18日 20時) (レス) id: 8313c6a07a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aries | 作成日時：2021年5月4日 23時
