My Fairy of the Moon 3 ページ49
妖精side続き
黒「みんな佐久間くんのこと好きで、魔法使えるようになっちゃったよ。」
黒「ほら、」
(街灯の明かりを、手元に吸い寄せる)
黒「光の玉、綺麗でしょ？」
(光を元の街灯に戻す)
黒「...もしかして、月、戻りたかった？ならごめん、俺が無理だった、佐久間くんいなくなるなんて。」
桃「みんなに迷惑かけちゃうよ。俺、メンバーやめ、」
黒「佐久間くんは、ここにいてくれるだけでいいから。」
桃「今まではなかったけど、まじで羽生えてくるかもしれないし、」
黒「生えてるよ？時々。」
桃「うそでしょ？！」
黒「生えてきたな、と思ったら、すぐ隣にいって、魔法で消すようにしてたから、ファンの人には、バレてないよ？」
桃「...まじかよ、」
黒「佐久間くんだけちょっと足浮いてたり、透明になりそうだったり、みんなより、だいぶちっちゃいし、」
桃「ちっちゃいって、言わないで。」
黒「妖精だってバレないか、いつもドキドキ、ハラハラするけど、
ちょっとうるさい時もあるけど、
俺は、そのままの佐久間くんが好きだから。」
桃「....ありがと、」
俺は、お前のことも、みんなのことも、
もっと信じれば良かったのかもしれない。
みんなが、こんなに強かったなんて、
守ってもらってたなんて、気づかなかった。
黒「さ、帰って、お祝いしよ？サプライズしなきゃ、」
桃「うっ、っ、サプライズって言っちゃってる、っ、」
黒「感動して泣いちゃった？」
桃「......ケーキたべたい！」
黒「はぁ？」
桃「ふふ、」(涙をふく佐久間)
黒「今年は、手作りしてあるよ？」
たたたた
黒「あ、待って佐久間くん！」
目黒side
そうだ。お月さんを動かしてる時に、
太陽が教えてくれたんだ。
新月の時、お願い事をしたら、叶うんだって。
やっとこ。
黒「新月さん。俺たちの佐久間くんを、攫わないでください。
地球で、幸せにしますんで。
月の妖精って、何人いるのか知らないけど、
1人くらい、大人になっても地球にいたって、いいよね？
これからもずっと、
佐久間くんと、一緒にいれますように。
...お願い、お願い、お願い、」
ふわん
(月が一瞬、発光する)
-マネから電話-
マ「誰も電話出なくて、何かありました？」
黒「すみません、全員で取り込んでて。佐久間くん、最近ずっと、月に戻りたくないって寝言でも言ってて、つらそうだったんで。本当に良かったです。」
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Aries(プロフ) - Emiさん» ありがとうございますー♡ 嬉しいです✨ (2021年11月20日 21時) (
レス) id: f5483cc385 (このIDを非表示/違反報告)
Emi(プロフ) - The Oneとても好みで読むのが楽しかったです！学パロも番外編まで2人が可愛くて！！他の作品も読んできます。 (2021年11月18日 20時) (レス) id: 8313c6a07a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aries | 作成日時：2021年5月4日 23時
