My Fairy of the Moon 1 (7/5HB) ページ47
＊佐久間さん→月の妖精さんです
＊職業はリアルと同じです
妖精side
29歳の誕生日を迎える時、
俺は、月に戻ることになっている。
残り、1日。
旅立つ日までに、
出会った、全ての人から、
俺の記憶を消さなければいけない。
こんなにギリギリになってしまったのは、
みんなと離れたくなかったから...
ありがとうみんな。
(家族の後ろ姿を見ながら)
“忘れよ”
(ファンのみんなにむけて)
“忘れよ”
(楽屋で、メンバーが談笑してるのを、眺めながら)
桃「今までありがとう.....っ、」
“忘れよ”
紫「...今、誰に、アニメのネタバレしようとしてたっけ？」
青「みんな結末知ってるけど、」
紫「他に、誰かいた？」
白「めめは先に帰ったから、残り7人いたよ？」
紫「メンバーは....全員で8人か。....違和感あるなぁ。」
1番最後。
メンバーに忘却の魔法をかけるのに、
何度も躊躇してしまい、
蓮に伝えていた帰宅時間より、遅くなってしまった。
残りは、1時間。
待ち疲れてしまったんだろう。
ソファで寝ていた。
お腹の上に、
おっきな花束を抱えて。
俺にサプライズするんだって、
メンバーに自慢してるとこ、昨日、聞こえちゃった、笑
花束も、全然隠せてないし...
そんなとこも、可愛いかったなぁ...
お前は、いつまでも、幸せでいてね、
_。
そぉっと、最後のキスをしたら、
涙が溢れてきた。
っ、今日まで、
たくさん幸せをくれて....ありがとう。
“忘れよ”
(佐久間の涙が目黒の頬に落ちて流れる)
来世は、きっと、
お前と結ばれても許される関係で、
生まれてこれますように。
合鍵をポストに入れて、夜の道を歩く。
ここ、何度も歩いたなぁ。
夜風が気持ちよくて。
この、夏の夜の匂いも好きだった。
「......佐久間、くん。」
.............
もう、二度と聴くことはなかったはず。
恐る恐る、振り返ると、
瞬間、抱きしめられた。
桃「っ、」
黒「佐久間くん、成功したよ？」
あと5分、
もう、時間ない。
桃「行かなきゃ、」
黒「佐久間くんの誕生日は、新月に“なった”からね？」
...っ、うそでしょ。
予定では、綺麗な三日月のはずだった。
真っ暗。
月が...ない！
3、2、1...0時。
黄「よっ、佐久間、」
赤緑青「誕生日おめでとう、」
紫橙白「おめでとう！」
黒「佐久間くん、おめでとう？」
My Fairy of the Moon 2→←The One 30
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Aries(プロフ) - Emiさん» ありがとうございますー♡ 嬉しいです✨ (2021年11月20日 21時) (
レス) id: f5483cc385 (このIDを非表示/違反報告)
Emi(プロフ) - The Oneとても好みで読むのが楽しかったです！学パロも番外編まで2人が可愛くて！！他の作品も読んできます。 (2021年11月18日 20時) (レス) id: 8313c6a07a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Aries | 作成日時：2021年5月4日 23時
