The One 11 ページ27
目黒side続き
めちゃくちゃ緊張してた俺の前に、
色素の薄い肌と髪と、クリクリの目で登場してから、
めちゃくちゃカッコいいこと言ったり、
でも、可愛かったり、やっぱりカッコ良かったり、可愛かったり、
忙しい人だな...笑
黒「トゲ、気をつけてくださいよ？」
桃「うん！なーんか、甘いもの飲みたくなっちゃった。目黒は？」
黒「どこでも、一緒に行きますよ？」
-適当に店に入る2人-
桃「ココア頼みたいけど、あるかな？ここ、ここあ？」
店員「I didn't catch what you said.」
桃「何て言えばいい？」
黒「なんだろ、がんばって！」
桃「んーとー？ここ、ブラウンの、ドリンク！」
店員「I'm not sure.」
桃「んとー、んーとー、」
黒「がんばって先輩！」
桃「分かった！Hot chocolate, please！」
店員「Sure. 」
桃「やった！いったいった！」
黒「頼めましたね！すげぇ！」
ホットチョコレートというワードをひねりだし、無事に頼めて、上機嫌の先輩を見つめながら、
俺は、さっきの、
優しい手の感触を、
もう一度、思い出していた。
-夕食を食べて、研修施設に帰った2人-
桃「今日はもう休も？」
黒「明日から研修しますよね？俺、心配なとこあって、PCだけ教えてください。」
桃「すごいやる気じゃん！なんてえらい子なの！」
黒「へへ//」
桃「人事でやった？これはできる？」
黒「さらっとやったんですけど、Excelの計算、1回説明聞いただけではよく分からなくて、」
桃「だよね、分かるわ、俺も仕事でやりながらやっと使えるようになってきたから。」
黒「Σで、足して、かけ算どうするんですっけ？」
桃「ここ、こうして？違う違う、それ割り算。」
黒「そか、」
桃「ちょっと待ってて？暑くてさぁ、脱いでいい？」
黒「はい、」
Tシャツ一枚になった先輩。
ちょっとゆるめのやつ。
額から汗が流れて、首筋に落ちていくところを、無意識に、目で追いかけてたら、
鎖骨の間にほくろを発見した。
不思議な形...、よく見えなかったな、
(じっとみる目黒)
桃「画面見にくいね、光の反射かなあ？」
(PCを動かす佐久間)
その不思議な形に、吸い込まれるように手を伸ばして、
それに触れそうになった瞬間、
桃「あ、入ってきちゃったね。」
ひょい
(窓から、虫を出す佐久間)
黒「あ、」
っっぶねーー。
俺は、先輩の鎖骨を、思いっきり触ってしまうところでした。
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Aries(プロフ) - Emiさん» ありがとうございますー♡ 嬉しいです✨ (2021年11月20日 21時) (
レス) id: f5483cc385 (このIDを非表示/違反報告)
Emi(プロフ) - The Oneとても好みで読むのが楽しかったです！学パロも番外編まで2人が可愛くて！！他の作品も読んできます。 (2021年11月18日 20時) (レス) id: 8313c6a07a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aries | 作成日時：2021年5月4日 23時
