めめさく短編2 (ページ4)

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効果的な告白。4 ページ4

～回想～

『俺、ちょっと自分の気持ち、
　分かんなくなっちゃったから。』

そっか....。
俺に告白しようとしてたのに、
岩本に呼び出されて、キスされて、
自分の気持ちが分からなくなって、
それで、泣いちゃったんだ。

許さない、あいつ！

ラブレター、宛先は俺だった。

でも、いま、佐久間くんの気持ちは、
岩本に傾いている、たぶん。

どうしよ、もう帰ったよな。
どうしよ、連絡先知らない。
あべちゃんなら、知ってるかも...。

緑「上手くいったみたいだね。」

桃「ふふふふふふふふっ」

黄「キスシーン入れといて、良かっただろ？」

桃「最高の演出だった！ありがとう2人とも！」

緑「見てよ、あの、いつもクールな目黒が、1人でぶつぶつ言いながら、百面相だよ？
　ニヤニヤしてたと思ったら、顔面蒼白になってる。」

黄「計算通り。佐久間のことしか、考えられなくなったみたいだな。」

緑「これで、目黒蓮は、佐久間のものだよ！」

桃「よっしゃああああああああ！！」

黄「てか、してもいないキスのことで、あいつに殴られたら、病院代出してよ？」

桃「もっちろん！」

-『効果的な告白。』end -

＊ちょっと解説＊

佐久間さん、そんなに手の込んだことしなくても、
目黒くんは佐久間さんのこと、前から好きだよ？っていうお話しでした。