とあるタイの夜 ＊前編＊ ページ27
リアル設定
めめ→さく←ラウ
※前編・中編・後編です。
----------------------------------------------------------------------
桃「ラウ〜、今日は俺が守ってあげるからね！」
白「うん！佐久間くん、波長も合うし、佐久間くんと同部屋なの嬉しい！」
桃「俺も、ラウと一緒なの嬉しいよ？」
白「佐久間くん、大好き！」
目黒side
in タイ。
飛行機を降りた途端におそってきた、うだるような蒸し暑さ。
冬の日本とは真逆の、1年中夏みたいなタイ。
34°か....
吹き出した汗が、首から鎖骨に流れてきた。
蒸し暑さにイライラ、となるところだけど、
俺のイライラの最大の原因は、
他に、あった....。
桃「ラウ〜、今日は俺が守ってあげるからね！」
白「うん！佐久間くん、波長も合うし、佐久間くんと同部屋なの嬉しい！」
桃「俺も、ラウと一緒なの嬉しいよ？」
白「佐久間くん、大好き！」
ジャンケンで、1人部屋を勝ち取った俺。
1人の方が楽だって、最初は喜んだんだけど.....
いいな....ラウ。
ラウは、タイにいる間ずっと佐久間くんと同部屋で、佐久間くんに守ってもらえるんだって。
ラウと同部屋と決まってから、
ラウ、ラウって、ずっと世話を焼いてる佐久間くん。
俺の、初めての海外のお相手は、佐久間くんだった。
税関とか、色々分かんない俺に、手取り足取り教えてくれて。
仕事は、めっちゃくちゃ大変だったけど、...嬉しかったなぁ。
あの時は、
俺の独り占めだった.....！
ってか、俺だって、9人中2番目に年下なのよ。
いっつもラウばっかり可愛がってもらってない？
俺だって、俺だって、もっと佐久間くんに甘えたいし？
今だって、取材前の空き時間中で、周りにメンバー全員いるのに、これよ。
白「佐久間くん！見て！」
桃「え！ラウ勉強してんの？」
白「うん！空き時間に、タイ語も中国語も勉強しようと思って！教科書持ってきたあ！」
桃「なんて偉い子なの！ラウ！」
白「いい子いい子して？」
桃「いい子いい子〜、撫で撫で〜♡」
白「ふふ、佐久間くんに頭撫でてもらうとぉ、気持ちいいー。」
桃「可愛いな、ラウは〜✨」
いいな......
2人きりになったら、どうなるんだろ。
一個のベッドで、一緒に動画見たりして、そのまま一緒に寝んのかな。
ベッドん中で、抱きしめてもらったり、頭撫でてもらったりすんのかなぁ。
.......なんか、......猛烈にムカついてきた。
白「ねぇ佐久間くん、ちゅーしてもいい？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 431人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Aries | 作成日時：2020年5月23日 23時
