めめさく短編2 (ページ6)

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2人の仕事＊畳の楽屋＊2 ページ6

「もう！イチャイチャしてんのバレたら、場合によっては、スタジオ出禁だからね？」

「げ。」

「みんな、頑張って仕事してんだから。」

「....佐久間くん、休みの日だけじゃなくて、仕事帰りも会おう？」

「えっ、それは、」

「嫌なの....？」

「俺、アニメ見なきゃいけないの、溜まってるし。」

「俺よりアニメかよ....」

佐久間side

だって、何回も言ってるのよ、お付き合いはできないって。

で、ちゅーだけは、時々ならいいよ？って、言ったの。
めめだって、誰かに、甘えたい時くらい、あるだろうし。

あんま、俺の意図伝わってねーな。

油断すると、付き合ってるテンションで、俺に、付きまとってくる、めめ。

はぁ。

「めめ、言っても、まだ2回くらいしか、ちゅーしてないでしょ？
　そんなに、期待しないでよ。たまーに、ってことにしよーよ。」

「....や、2回ではないな。厳密には。」

「へ？そんくらいでしょ？」

「いやぁ、ま、いいわ。」

「何めめ？歯切れ悪いよ？」

「....この前、佐久間くん寝た後に、色んなとこにキスしまくってたら、
　
　ドキドキしてきて、寝れなくなって。

　.....一睡もせずに、モデルの撮影行った。」

「？！」

「だから、2回なんてもんじゃないの。正確には。」

「....キスしまくってたんだ...寝た後.....変態！」

「可愛いのが悪いから。」

「しばらく、家行くのやめよ、」

「それだけは勘弁して？お願いお願い！」

「やだよ？寝た後に何されるか、わかんないもん。」

「わかった！起きてる時だけにするから。」

「よし。」

「じゃあ。ちゅーしよ？」

スタッフ「次、佐久間さんお願いしまーす！」

「はーい！今行きます！」

「ちっ。」

パタパタパタパタ

はぁ、危なかった。まじでキスしてきそうだったんですけど。

畳....危険だわ。

でも....半分は俺のせいでもあるしな。
ごはんくらいなら、誘われたら、行ってもいいかなあ。

-夜ご飯-

一緒に食べることになって、お店に着くまでは良かったんだけど、

席についてから、なぜか、一言も話さないめめ。

黙々と食べてる。それも、結構な量。めめ、そんな食べる人だっけ？

「めめ？何考えてるの？」

「......」