2人の休日*風呂友日和*(続き) ページ32
「2人の休日*外は雨*」
「2人の休日*曇り時々晴れ*」の続きのお話です。
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「佐久間くん、今日、一緒にお風呂入ろう?」
「ん、いいよ?」
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佐久間side
今日は、めめに誘われて、
メンバーの誕プレ探しに来てる。
「めめ、この加湿器、色んな色に変わるよ?綺麗......。」
「ほんとだ、綺麗。」
「赤、緑、黄色.......ねぇ、ねぇ、
メンバーカラーだよ!!
全部あるかも、ピンクきた....
順番に光ってくんだ...魔法みたい✨」
「うん、で、おれのメンカラだけないんだよね。
黒い光なんてないもんね....。」
「あ.....。めめ、なんか.....ごめん。」
「いいよ? でも、加湿器、持ってない?」
「そっか、持ってるよね?」
「そんなに気に入ったんなら、買ってあげるよ?」
「い、い、いいよ、何でよ。」
「いらないの?」
「い、いらない、いらない。
えっと、プレゼント何がいいかなー?」
「どうせ使うし、リップとかは?
例えば、自分では買わなさそうな、高級なの。
ツバメの巣入ってるやつとか。」
「え、ツバメの巣っておっきくない?」
「何想像してんの。成分に入ってるってこと。」
「そっか、だよね笑。びっくりしたぁ。」
「ふふ、どうしようね?」
「ねー。」
「あ、佐久間くん、今日、一緒にお風呂入ろう?」
「ん、いいよ?」
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割り勘でプレゼントを買って、
一緒に、夜ご飯食べて。
自然な流れで、俺の家に来てるんだけど。
そういえば、めめがうちに来るのは、
あの、雨の日、ティッシュ事件以来だ。
この前の休みの時は、めめの家だったから。
家に入ってから、
めめの目がずっと真剣で、
ずっと見られてる気がして、
なんか、気まずい。
原因はたぶん、俺。
言っちゃったの、この前。
ちゅーだけなら、いいよ?って。
いつも甘やかしてもらってるし、
優しいし。
仕事の時も、こいつがいると安心するし。
だから、ポロっと、言っちゃった。
けど、付き合うのは、さぁ。
恥ずかしくて、
きっと仕事にも影響するし、
好き嫌いに関わらず、だめだと思って。
俺、社内恋愛?できるような、
器用なタイプじゃないの。
仕事のときは、仕事に集中しないと、
失敗しちゃいそうだもん。
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作者名:Aries | 作成日時:2020年4月17日 0時