めめさく短編 (ページ4)

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My eternal unrequited love ページ4

(※デビュー前の時期設定です)

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デビューが決まった

と同時に

俺の密かな恋心は

永遠に報われないことが確定した

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「つめたぁ！何すんのこーじ！」

「さ、このアイスは何味でしょーか？！」

「へぇ？うーんと、パッケージがオレンジ？
　いや、ピンクかも。
　ピンクっぽいから、桃味！」

「正解！」

何のゲームだよ。

こーじは、佐久間くんの白いほっぺたに、
キンキンに冷えたアイスを押しつけて、
「ほっぺで、ききアイス」なるゲームを
開催している。

「ほっぺただと、意外と色わからへんやろ？
　動体視力が試されんねん。」

「はい、次これは？」

「もうっ！やだ！
　うーんと、緑？
　な気がしたからぁ、メロン？」

「ぶー！正解はスイカ味でした！」

「待って、
　スイカって赤のイメージなんだけど。」

「はいはい、苦情はパッケージデザインした
　会社の人に言って！」

「俺もアイスたべる！」

ラウが乱入

「外にあるよ？」

「行ってくる！」

勢いよく飛び出したかと思ったら、
すぐに、しょんぼりして戻ってきた。

「桃味、もうなかったあ。」

「へ？じゃあ、これ食べな？」

佐久間くん、桃味好きなのに、
あっさり、ラウにあげてる。

まじでこういう時、
お兄ちゃんなんだよなぁ。

そんなことを、ボーッと考えてたら、

佐久間くんは、自分より2回りも大きな
ラウに乗っかられて、強制でおんぶしてる
状態になってた。

つぶれんじゃねーの？

「ラウ重くなったぁ！
　身長また伸びたでしょ。」

「伸びた！めめのことも抜かした！」

うるせぇ。

2人に揉みくちゃにされてる佐久間くんの
後頭部を見ていたら、

ラウを下ろして、振り返った彼と、
バチっと目が合った。