とある同部屋の夜 続き(完結) 3 ページ19
ガチャ
白 「うぃ〜、恋バナしよ？
めめの真似してみたぁ！
同じ3人だし、いいでしょ？」
「「..........」」
「ラウ、寂しかったの？」
「佐久間くん、寂しかったあ。」
「よし、真ん中おいで？」
まじかよ。
ラウは、俺と佐久間くんの布団の間に寝転んで、
佐久間くんと恋バナし始めた。
いや、ちがうな。
恋の要素は0。
担任の先生のモノマネして、
爆笑してる。
いつ帰んのこいつ。
遠巻きに見ていたら、
あ、寝た。
「めめ、この部屋で寝かしてあげよ？」
「しょーがねーな。」
「めめの布団に寝かすね？」
「うん、あ、じゃあ、
佐久間くんと俺で一緒に寝んの？」
「あっ、そう.....なるね。
ラウ、鍵もってないみたいだし、
どうやって戻るつもりだったんだろ。」
何このチャンス。
佐久間くんは、俺の分を半分空けて、
向こうをむいて寝始めた。
ラウのおかげで、
距離がかなり......近い。
「佐久間くん、俺、言い忘れたけど、
佐久間くんにキスしてもらう前、
俺から告白してんの。」
「そ、そうだったんだ。」
「........本気だから。」
「...........」
「もっかい言うよ？...好きだから。」
「直球だな。」
「嫌い？俺のこと。」
「いや、嫌いでは、むしろ好きな方。」
「していい？俺から。」
「ん？」
「こっち向いて？」
こっちを向いた瞬間に、
背中に手を回して、引き寄せる。
「あっ、ちょっと、待って。
近すぎ。」
両手で顔を隠す佐久間くん。
真っ赤になった耳が可愛くて、
キスしようと、
顔を近づけた時、
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作者名：Aries | 作成日時：2020年4月17日 0時
