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ミョンホが絵を描いてる間、私はベランダに出て今日最後の一服をする。
視界に入る向かいのマンション、無意識に見てしまうその一室は明かりが点いている。
ミンギュはもう帰っているらしい。
ここからあの部屋を見るようになった時は全く想像してなかったな。
まさかあの生活力の高い褐色イケメンと口をきく仲になることも、ミョンホに告白されて付き合うことになることも、私が煙草を辞めようとしてることも、こんなに心満たされてることも。
ミンギュが来てから色々変わったんだな、良い方に。
この数ヶ月を思い出していて、気づけば一口も吸わないまま火が消えていた。
そろそろ中に入ろうとした時、向かいのベランダに誰か出てきた。
煙草に火を着けたその人はミンギュではない。
あれは、彼の店の店長さんだ。
ミンギュの部屋にあの人が居る理由なんて決まってる。
やっぱりそういう関係だったんだ。
やがて彼女の後ろで窓が開いて、回ってくる腕が彼女を引き寄せ、部屋の中に戻す。
ミンギュが彼女の腰を抱き、彼女がミンギュの首に腕を回す様子まで、部屋の明かりに映し出されるシルエット。
心臓がヒヤッとして、それからじわじわと体温が上がっていくようだった。
2人が光に溶け込んでいった後も私はその部屋を呆然と見ていた。
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ねこもちのいえ(プロフ) - SALANさん» はい、大丈夫です。こちらこそいきなりすみませんでした (2022年2月23日 19時) (
レス) id: 3aa14b70c5 (このIDを非表示/違反報告)
SALAN(プロフ) - ねこもちのいえさん» 教えてくださりありがとうございます。消えてますでしょうか？ (2022年2月23日 18時) (レス) id: 891eb2b6e4 (このIDを非表示/違反報告)
ねこもちのいえ(プロフ) - オリフラ立ってますよ (2022年2月23日 14時) (レス) @page20 id: 3aa14b70c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SALAN | 作成日時：2022年2月17日 22時
