事の経緯 -third- ページ5
朝食を食べている時とても美味しいと感じた
悪魔でこんな美味しい料理作れるんだ…
私は朝食をすべて食べ終えた
するとセバスチャンは食器を下げてからものすごい早さで食器を片付けた
セバスチャン「少々お伺いしてもよろしいでしょうか？」
『なに？』
セバスチャン「あなたの食事の仕方です。とても優雅に教育が施されていたかのように食べておられました。まさか前まで貴族だったとか…？」
うっ…鋭い…
そんなマナーまでも指摘されるとは…
でも食事のマナーだけではそれは確定できないんじゃ…？
セバスチャン「ちなみに歩き方や動作も教育が施されていたかのようにマナーがなっておられましたよ。」
貴族のマナー知ってるこの人なに！？
あ、でも悪魔って長生きって聞いたから…
なるほどね…
セバスチャン「ということでお話がございます。今後のことについて…」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
そして現在に至るということですね…
目の前の男は私にジリジリと近づいてきた
待て待て待て待て 何する気だ！？
セバスチャン「ではまず…あなたに選ばせてあげましょう。私の正体を知ってしまったのなら生かすことはできません。」
『そうでしょうね…私が人嫌いだと知ってても。』
セバスチャン「はい。話さないという確証はありませんからね。ということでメイドとして雇われるか死ぬか選ばせてあげます。」
あ、これが世にいう脅しってやつ？
いじめってやつ？
でも悪魔にだけは殺されたくない…
だけど一人でひっそり死にたいから殺されたくない
一番嫌なのはメイドになればそれは他者と会う回数も増える
無理です！
『人嫌いの私が人と戯れられると？』
セバスチャン「今私と話しているではありませんか。」
『キミ、人じゃないからね？一応言うと。悪魔だからね？』
セバスチャン「私的にはメイドにつくことをおすすめしたいのですがね。」
『なんで？悪魔なんだし私の生死なんてどうでもいいっしょ？』
確かに悪魔は私の生死なんてどうでもいいと思っている
悪魔にとって人間は食料なのだから
セバスチャンは私に顔をグッと近づいた
うわ…顔立ち良すぎでしょあんた…
セバスチャン「顔立ちは整っていらっしゃいますし、貴族のマナーの知識もあるようですのでこちら的にも来ていただけるのは助かるのですがね。」
急に引いたね…
押してダメなら引くっていう考え？
悪魔でもそんな考え浮かぶんだ…
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百花(プロフ) - いなりさん» ありがとうございます！ご期待に答えられるように精一杯頑張ります！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 2b8b864587 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - この話面白くて大好きです!!!! 待ってます!!! (2021年3月16日 14時) (レス) id: 24e629b724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百花 | 作成日時：2021年3月10日 10時
