初めて ページ24
あの後からずっと私は廊下で掃除をしながらため息を吐いていた
なんであの悪魔
人の話聞かないかな！？
すごく疲れるんだけど相手にするの
まぁ…そんなら相手にするのやめればいい話だけども
やめたら相手にする人他の使用人のみになっちゃうんだよね
まだ人間慣れしてないからあの人のところいるけども
『はぁ…』
シエル「どうした。酷く疲れきった顔をしているが、全然休めてないのか？」
『あ、シエル様。私はもうあの男に疲れましたよ…』
シエル「セバスチャンのことか？何をしたんだやつは。」
『私の話聞かずに勝手な思い込みしたまま切り上げるんですよ、彼。あと鬼畜で失礼で変態です。』
シエル「それは興味深いな。あいつが他の人間にそんな態度をとるのは初めてだからな。」
詳しく話すとシエル様もため息を吐いた
どう見てもセバスチャンが悪くない？
シエル様は鼻で笑った
シエル「そういう話をたくさん聞かせてもらおう。アリア、次会う時にまで用意しておけ。」
『かしこまりました、シエル様。』
セバスチャン「それは興味深いですね。」
背後で声が聞こえた
振り返るととても黒いオーラを放ったセバスチャンの姿があった
私は後ろに下がった
シエル様はそんな私を見て笑っている
いやいや笑ってる場合じゃないからね！？
セバスチャン「坊っちゃん。失礼しますね。」
シエル「あぁ。」
セバスチャン「アリア…あなたって人は本当に…。」
セバスチャンが私の頬を両手で包み込んできた
そのままモチモチされる
頼むからモチモチの刑やめて(/；ω；＼)
『ふぇぇ〜』
セバスチャン「降参しますか？」
『しまふ〜』
シエル「なかなかに興味深いな。」
セバスチャン「坊っちゃん。そろそろお部屋にお戻りにならないと仕事が片付きませんよ。」
シエル「そうだったな。アリア、また話を聞かせろ。」
『Yes,my load．』
これ一度でもいいから言ってみたかった
するとセバスチャンが
そんなことでその言葉を使わないでくださいと言った
後々セバスチャンにいろいろされそうで怖い
あの悪魔なんでもやるからね！？
シエル様が去ってからセバスチャンは手袋を外した
そして私の頬に再度触れた
セバスチャン「では洗いざらい話してもらいますよ。」
『いやぁぁぁぁぁ！』
私はすべてセバスチャンに話すことになってしまったのだった
モチモチの刑地味に変な感じするから嫌なんだよぉ！
ずるいでしょ、この悪魔…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
百花(プロフ) - いなりさん» ありがとうございます！ご期待に答えられるように精一杯頑張ります！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 2b8b864587 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - この話面白くて大好きです!!!! 待ってます!!! (2021年3月16日 14時) (レス) id: 24e629b724 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：百花 | 作成日時：2021年3月10日 10時
