事の経緯 -first- ページ3
私は普通に町外れの山奥で一人で暮らす人
だけど山奥では食料を十分に確保できることはない
だから私は町に出て買い出しをすることがある
私が人を避けながら町を歩いていた
そして買い物を済ませて路地裏に入った
すると路地裏で異様な人物を発見した
セバスチャン「艶やかな毛並み…この世の穢れを知らないつぶらな瞳…柔らかな肉球…！」
変な人発見
でもこの人気配が人間じゃない…
私が見ていることに気づいた男
私は失礼しました〜と小声で言ってから回れ右をして帰ろうとした
するとお待ちくださいと腕を掴まれた
何か用？変な人
セバスチャン「このことは秘密ですよ。他の人に漏らしてはなりませんからね。」
『あなたが変な人ってこと？それとも人間じゃないってことを？…あ…』
セバスチャン「ほう…私が人間ではないと？」
雰囲気がさっきよりも邪悪なものに包まれる
私は分かった
死神に関しては共通に緑色の輪行の目をしている
彼は黒い
つまり…この男…悪魔だ……
『あ…と、とりあえず……ここだと人くるから…私の家、来る？そこで話の決着つけようか…あはは…』
呪いの力はあっても私はかなり臆病な性格もある
でもそれは人間じゃないやつ限定である
人間なんて呪えばすぐに死ぬんだから
セバスチャン「おや、よろしいのですか？」
『攫われるよりマシ！』
ということで私はその男性を家に招待してしまった
歩いて山奥に入って小さな家の中に男を入れた
その後私は買ったものをテーブルに置いた
セバスチャン「それより…なぜ私が人間じゃないと分かったのです？
他人事で済ませられませんよ？
あなたの気配は人間…ですが邪悪なものを感じる。」
『人間じゃない気配がした。ただそれだけ。それ以外に理由ある？』
セバスチャン「このことは私の主人に報告させていただきます。今日のところは出直します。」
うん、路地裏で話済ませればよかったわ
家バレたし
また来るってことでしょ？その言い方
『もう来なくていいよ。』
セバスチャン「遠慮なさらず。」
この人耳ついてる！？
あ、人じゃなかった
この悪魔耳ついてる！？
聞こえてる！？
嫌そうな顔をしていると私のその表情を見て満足した様子
彼は帰っていった
はぁ………
路地裏に入ったら猫を触っている変な人と遭遇してしまった……
そして厄介なことに人間じゃないと言ってしまい
臆病な私は家に招待してしまった
どうしたもんかね…
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百花(プロフ) - いなりさん» ありがとうございます！ご期待に答えられるように精一杯頑張ります！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 2b8b864587 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - この話面白くて大好きです!!!! 待ってます!!! (2021年3月16日 14時) (レス) id: 24e629b724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百花 | 作成日時：2021年3月10日 10時
