平和 ページ18
私がファントムハイヴ家のメイドとして働いてから二週間が経過した
毎日毎日セバスチャンに言われた通りに仕事をこなしていた
そんな私もまだ懲りずに
セバスチャンに飛び蹴りするということは諦めてない！
シエル様とは廊下ですれ違う程度で話していない
平和だなぁ〜と思って働いていた
ここの生活も慣れてきたし
最近はタナカさんとお茶飲んでることの方が多いかな
なんだろうな…
のほほんとしてるから居やすい
セバスチャン「アリア。おりますか？」
『いるよ〜。よいしょっと。』
食材を手に私はセバスチャンと向き合った
ちなみに今何してるかと言うと
厨房で晩餐の下ごしらえしてた
言われてたからね
セバスチャン「少々めんどくさい事に侵入者がいるんです。この屋敷を取り囲んでいるようなんです。」
『あ〜始末してくるから大人しくやってろって？はいはーい。』
セバスチャン「あなたの呪いの力を試させていただこうかと。」
『え…セバスちゃん？』
セバスチャン「は？」
『さぁ、行こうー！』
ということで私はセバスチャンと一緒に屋敷をこっそり出た
出たというか
セバスチャンに運んでもらったね
セバスチャンの言う感じ的に２０人のようだ
呪いの力はまぁ相手に何もせずに呪うだけで
静かに死ぬからね
逆に遺体探しの方が時間取られるよ
セバスチャン「あなたの呪いの力は広範囲だと聞いておりますが人は選べますか？」
『それは無理がある。広範囲で一発は他の使用人とシエル様を巻き込むことになる。選べるのはその人の顔と名前と触れたことがある人物だけ。』
セバスチャン「では逆はできないと？」
『ミスっても知らんぞ！？』
逆は一度もやったことがない
ここでやってみるのも一つの手かもしれない
私はセバスチャンにお願いして木の上に居させてもらった
『とりあえず完了するまでは時間必要だから警戒していれば問題ないと思う。ミスったらごめんね。』
セバスチャン「軽いノリで言わないでください。あなたを必要とした坊っちゃんを巻き込みますよ？」
『じゃあもし成功したらさ。セバスチャン特性のスープで手を打とう！』
セバスチャン「真面目にやりなさい。」
『はい…( ´･ω･`)』
私は木の上で両手を胸の前で組んだ
そのまま目を閉じて集中させる
セバスチャンは私から離れて近づこうとする人の相手をしてくれているだろう
んー、責任重大だね！
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百花(プロフ) - いなりさん» ありがとうございます！ご期待に答えられるように精一杯頑張ります！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 2b8b864587 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - この話面白くて大好きです!!!! 待ってます!!! (2021年3月16日 14時) (レス) id: 24e629b724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百花 | 作成日時：2021年3月10日 10時
