変 ページ16
セバスチャンが私から離れた
猫は逃げてしまっていた
ぬこぉ…(/；ω；＼)
私は咄嗟にセバスチャンの執事服の裾を掴んだ
セバスチャン「なんですか？」
『いやいや、なんですかじゃなくて。癒しをどうしてくれるの(/；ω；＼)』
セバスチャン「あぁ…猫のことですか。その事は申し訳ございませんね。」
なにあの勝ち誇った顔
めちゃくちゃムカつくから殴りたい
誰か殴る許可をください！
『ところでなんでここに来たの？私を探してたなら用があったんじゃない？』
セバスチャン「いえ。あなたが馬鹿なことをしていないか見に来ただけです。」
本当に失礼！
なんでこれで失礼って言ったらお仕置きされるの！？
理不尽理不尽！
不公平だー！
あれ？
…………………………
あの、セバスチャン？
なぜ、私の頭を撫でる？
どうした急に
『なにしてるの？』
セバスチャン「いえ。あなたに泣かれてはたまったもんじゃありませんので。」
サラッと失礼なこと言ったけど
優しいか！
実は君 ツンデレだな！？
悪魔にツンデレとかあるの？
セバスチャン「ということで少々頼み事を受けてはくれませんか？」
『なに？』
セバスチャン「あなたは植物を育てたことはありますか？」
『あるけどそれがどうかしたの？』
セバスチャン「あちらにバラ園がありますので世話の方をお願いします。ティータイム辺りの時間で切り上げていいですので。」
『分かった。やっておく。』
あー！
なんかめちゃくちゃ怒る気もいじる気も失せた
バラ園にさっさと行こう
私はバラ園に向かって走り出した
セバスチャンから逃げたわけじゃないからね！？
さっさとバラ園のバラを見て心を癒そうと思っただけだから
バラ園に着いてから私はバラを見ていた
薔薇はとても綺麗
だけど綺麗なのに対して鋭いトゲを持っている
触れた人はそのトゲにより傷がつく
私は傷がついてもいいから薔薇を素手で触れたのだった
後々ティータイムの時間になり
傷だらけの手を見てセバスチャンから説教を受けたことは言うまでもない
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百花(プロフ) - いなりさん» ありがとうございます！ご期待に答えられるように精一杯頑張ります！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 2b8b864587 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - この話面白くて大好きです!!!! 待ってます!!! (2021年3月16日 14時) (レス) id: 24e629b724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百花 | 作成日時：2021年3月10日 10時
