呼び出し ページ11
言われた通りに私はセバスチャンと一緒に主人であるシエルの元へとやってきた
シエルは私たちが到着したことを確認してから口を開いた
シエル「まぁ、一応聞いておくが…ゼロ家は共に女王陛下に仕える家だった。だがファントムハイヴ家とはあまり関わりを持っていない。闇の情報も特になかった。」
ん？
私今確認されてる？
まぁ…怪しいもんね
怪しいのにノコノコメイドとして雇ったのはすごい勇気だね
あ、悪魔いるんだった…なら平気か←
シエル「滅んだ日いったいなにがあったのかを問いたい。
なぜアリアは生きている。
目立つ外傷なく全員がよく分からない死を遂げている。
共通するのは全員が吐血していることぐらいだ。」
何も言えない…
だってそれは分かっているが言えない
もし真相を知った場合どういう方法で対処する気なのだろうか
シエル「およそ検討はつくがお前の呪いの力なのか？」
『そうですね…私が殺しましたね…』
シエル「それは自ら望んだことか？それとも自動的にか？」
『自ら殺しました。呪いの力はいつだってコントロールできます。』
シエル「それならいい。」
いいんかい！
ていうか暗い話になっちゃったじゃないか！
チラッとセバスチャンを見ると横目で私を見ていた
今すぐこの顔を殴りたいと思った
あ、出会ってから現在に至るまでの行為の恨みっすね
セバスチャン「坊っちゃん。どういたしますか？」
シエル「呪いの力が僕らに向くことはないだろう。だが、もしアリアが僕を呪う気ならば悪魔は守りきれないだろうな。」
セバスチャン「人間より劣るとは…とても屈辱です。」
『あ、今サラッとバカにしたね？君。』
セバスチャン「しかもあなたのような人に…」
何こいつ…
めちゃくちゃ失礼…！
もう出会ってから今に至るまでずっと失礼なことしかしてないんだけど！？
シエル「真相は話さなくていい。だがもしこの件に関しての事件が起こったら話してもらうからな。今日はもういい。部屋に戻れ。」
『はい、失礼しました。』
私はセバスチャンと一緒に部屋から出た
部屋から出ていち早くにセバスチャンが口を開いた
セバスチャン「坊っちゃんに敵意を向けておりますか？」
『まさか？呪いの力ごと私を必要としてくれる人にそんなことしないよ。』
セバスチャン「あなたも人間ですね…」
『人間だよ。この侮辱発言変人悪魔が。』
その後私はまた説教をされるのだった
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百花(プロフ) - いなりさん» ありがとうございます！ご期待に答えられるように精一杯頑張ります！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 2b8b864587 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - この話面白くて大好きです!!!! 待ってます!!! (2021年3月16日 14時) (レス) id: 24e629b724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百花 | 作成日時：2021年3月10日 10時
