おかげで ページ6
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『ゾム〜？…あれ、』
部屋を覗いてみれば、着替えているもののそのままベッドに倒れ込んでしまっている。
まぁ熱だししょうがないか…と思い持ってきていた氷枕に、冷えピタを額に貼る。
ゾムはそれにうっすら目を開け、
「A、？」
『そうだよAだよ。体調は？さっきより悪い？』
「悪くは、なってへんけど…だるい、」
ゾムはかなり弱っているらしく、少し荒めに息している。
『そっか、じゃあお粥でも作って来ようかな。それまでは毛布かぶって寝ててね。』
そう言って離れようとすればゾムは私の服をぎゅ、とつかみ、
「ひとりは、寂しいねん…」
『…じゃあ寝るまではそばに居るから。』
おん…と小さく呟いた後、ゾムは目を閉じ、数十分もすれば寝ていた。
その手を少し話してから、キッチンに向かいお粥の準備をした。
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お粥が出来上がればそれを持っていき、市販はダメだと思ったが医者からの薬がないので仕方なくそれを持っていく。
コンコン、と軽めに音を鳴らしてから部屋のドアを開ける。
『あれ…まだ寝てるか。』
起こすのは可哀想だったが、お粥が冷めてしまうので仕方なく体を揺さる。
「ん、…どーしたん…、？」
まだ少し弱っているものの、寝たせいなのか少しはやつれがなくなった気がした。
『お粥。…食べれる？』
「…」
少し弱くこく、と頷き、それを食べさせようとスプーンでお粥を取る。
「…あーんなん？」
『あれ、嫌だ？』
いつもはあーんしてや、なんて言ってくるのに今は少し恥ずかしそうで。
少し新鮮な感じだった。
「嫌や…ないけど。」
『ならほら、あーん。』
少し冷ましてからそれをゾムの口元の目の前に差し出す。
ゾムはそれを食べれば、美味しい、と言葉を漏らした。
『良かった。はい。』
「ん、」
ゾムはその後、大人しく全部食べてくれたので、安心した。
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「A、」
『あれ、ゾム、熱は…？』
あの後はつきっきりで看病をし、私もゾムの部屋で寝てしまった。
「おかげでこの通りやで、ありがとな。」
『それは良かった…』
目を擦り、起き上がろうとすれば、ゾムは自分のベッドの方に私を引っ張り、座りながらキスをする。次第に舌が入ってき、少し水音がする。
苦しくなり唇を離せば、
「…また、看病したってな♡」
『〜っ!!馬鹿!!!!』
顔に熱を感じながらそう言った。
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四ツ谷抹茶(プロフ) - てーおちゃんさん» いつも見てくださりありがとうございます!!!本当ですか！楽しんでみてくださるならとても嬉しいです…!!!リクエストありがとうございます!少し遅くなるかもしれませんがきちんと書かせてもらいます!!これからもよろしくお願いします、コメントありがとうございました! (2018年9月1日 1時) (
レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
てーおちゃん(プロフ) - いつも見てます！私は大のゾム推しで、、、凄いスマホの前でΣ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰって叫びながら見てます笑リクエストなんですけど、、主人公ちゃんがシャオロンとか、トントンとかのメンバーと飲みに行って、ゾムさんが嫉妬するってゆうのが個人的に見たいです、 (2018年8月31日 18時) (レス) id: e605d1f662 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - カラスんさん» いつも拝見していてくださりありがとうございます〜!!!!ジブリのラピュタ!!とても斬新で書くのが楽しそうですww早めに更新を心がけますので、暫しお待ちを!!!!リクエスト、そしてコメントありがとうございました!!!! (2017年10月1日 0時) (レス) id: 2c8fd6bfbf (このIDを非表示/違反報告)
カラスん(プロフ) - いつも拝見しております！２人で、ジブリのラピュタを見るとかどうですかね (2017年9月30日 18時) (レス) id: 4e441601ef (このIDを非表示/違反報告)
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