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ゾムが頬を膨らましながらも、折角誘われたので私達はシャオちゃん達の出し物を見に行くことに。教室に入ると、メイドさんやシャオちゃんがしていた格好の男の人達が接客をしている。
入った瞬間には、おかえりなさいませ、と声をかけられた。
ut｢お〜、Aちゃ…｣
『今バレないように頑張ってるから名前で呼ばないで…!!』
近づいてきた鬱君の口に手を置いて、周りに聞かれてないかキョロキョロと確認をする。大反響でなんとか聞こえてなかったようだ。そんな少し密着状態の私達をシャオちゃんはすかさず引き剥がした。
剥がされた勢いで少しよろめいて後ろに下がるも、肩をゾムに支えられて何とかなる。シャオちゃんは何か鬱君に言っているようだ。声は聞こえないが顔は少々歪んでいる。
ut｢えーでもやったん俺じゃあ…｣
sho｢お前だから危ないねん。｣
ut｢えぇ…｣
zm｢……俺達客なんやけど。｣
sho｢ん、こっちどーぞ。｣
案内された席に座るとこれまた人がこちらを向くわけで。生徒会3人が話してるから無理もない気がする。
帽子を深くかぶり、溜息をついた。
メニューを見てみると、結構レパートリーは多くて。お腹も空いてるわけではないのでクリームソーダをそのまま頼む。ゾムがパスタとオムライスを頼んだ時には少し身を引きかけた。
注文を受けている鬱君も相変わらずといった顔つきだ。
鬱君が注文を受け取ってその場をあとにすると、ゾムは真剣な顔付きでこちらを見る。あまりにも真剣な顔をしていたので今度は身を強ばらせた。
zm｢なぁ、A………｣
『なに。』
zm｢お前さ、スパゲティって言うか…?｣
『…普通にパスタだけど。』
zm｢は？普通やないやん普通はスパゲティやろ何言うとん。｣
流石関西人。圧が強すぎて怖くなる。確かにメニューに書いてあるパスタじゃなくてスパゲティって呼んで注文したのには疑問を持ったけれども…。
ここまでかと肩を落とした。先に来たクリームソーダを受け取り、メロンソーダを一口飲んで見た。
丁度いい甘さにしゅわしゅわとした炭酸が心地よくて、顔を緩める。
それを見たゾムはふっと笑いがうつったかのように笑ってこちらを見てきた。
zm｢ええ顔して飲むな。｣
『美味しいからね。』
zm｢最初とは想像もつかへんで。｣
『…そう？』
よく言われる言葉。
クリームソーダの中に入っている氷がからん、と音をたてた。
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我々色 - tn落ち...ありがとうございます！次回も楽しみにしてます！できれば、tn落ちを...wこれからも、頑張ってください！楽しみにしてますね！ (2020年4月7日 0時) (
レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 次回作も楽しみに待っています。これからも頑張って下さい。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 今まで更新お疲れ様です。とても面白かったです。 (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - 私が気になっただけなので大丈夫ですよ (2019年6月2日 19時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - アルバートさん» 間違えてますね、すいません。指摘ありがとうございます (2019年6月2日 19時) (レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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